20週間でイノベーションが起こせる組織開発メソッド

たった20週間で、バラバラだった個人を一つに束ねビジョンを打ち出す「組織開発」プログラムの赤裸々なノンフィクションあれこれ

コミュニケーションの土壌に欠かせない共感の創り方

医学部教授兼ビリオネア事業家に学ぶ"10年後まで活躍し続けるキャリアパス"の描き方

医療法人の組織活性化に効く!

 
[Fri 2 Oct, 2015] ようやく登記が完了しましたが、銀行口座開設のために、ウェブ整頓とか社会保険の届出とか、いろいろやることはありますね。一方、ご縁で「ロゴ」を創ってもらえることになりました。どんな風になるかワクワクです。
 
さて、今回は誰もが考えないわけにはいかない!?キャリアについて、面白い記事を引用しながら考えてみましょう。
 
突然ですが、あなたはどうして、医療・介護の道を志したのでしょうか?
  • 痛みや悩みを持つヒトを助けたい・・・
  • 昔助けてもらった先生と同じ道を歩みたい・・・
  • 親から勧められて・・・
  • 成績で最高峰にチャレンジしたかった・・・
 
理由は様々でありましょう。
では、あなたはこれから5年後、10年後、15年後のキャリアを明確に描いていますか?
 
なぜ、キャリアを明確化出来ないのか?
その背景にあるのは・・・
  • 5年後にはこうなっている
  • 10年後にはこんな景色が見える
  • 20年後には、こんな風に過ごせる
というビジョンが明確に(脳内で)描けていれば、例えば山登りに例えれば「あの山の頂に至るには、どの道を誰と歩くと楽しいかな〜」と考えることができます。
 
一方で、登る山=ビジョンが明確になっていない、描けないならば、道筋キャリアパスを描くことは難しいですよね。
 
そうは言っても・・・
 
多忙で情報過多で、毎日同じ道を通勤し、同じ職場の風景とメンバー、同じ食堂、同じ書類、同じルール、...
 
いつの間にか、慣れてしまったあたりまえが心地良くなり、変化に対しての強固な防御機構=免疫がついてしまいます。
 
気が付けば、5年、10年があっという間に過ぎ去ってしまうのです。
  • このままでいいんだろうか…
  • 本当はこんなことがしたかったのに…
  • 実は私がやりたかったのは…
悩んでいても、何も始まらない。。。
 
あらゆるもの/コトのスピードが加速する現代において、変わらないことが最大のリスクであることに気づけるか?
 
これまでと同じことだけをしていては、これまでと同様のことしか得られないわけです
そこで共有したいのが、今回の記事。
 
ハーバード大医学部の教授でありながら、自らが研究していたエイズ治療の成果を元に起業し、売却することで結果的ビリオネアになったウィリアム・ハゼルタイン博士。
 
富を私欲に使うことなくお金は手段とばっさり言い切り、自らは質素に暮らしながら世界の健康のために財団を立ち上げました。シンガポールでは高齢化対策の国家プロジェクトに入り込み、一気に課題解決の方向性を定めようとしています。
 
「医者なのに、大金持ちなんて...」と眉をひそめるかもしれません。
 
しかし、それでも考えて頂きたいのです。
 
なぜビリオネアになっても良いのか?
そのココロは...
 
利他の一心で、何かを成し遂げるならば、共感を生み出し、応援と感謝の印として、お金がこちらにやって来るのです。
 
そして社会に大きなインパクトを与え、人類の幸福ために自らのお金をかけて課題解決に向かう姿、カッコいいではありませんか!
 
あなたのキャリアパスを、このようにして明確なイメージにする方法。
具体的にはたった3つのステップで実行できます。
 
 
1)10年後の記念日を決めます
自身の仕事上で、例えば教授就任でも、開業記念日でも、書いた本が10万部突破した日でも(笑)、何でも構いません。具体的な日付を決めます。
 
2)その記念日にパーティーを開催してくれるとしたら...
誰に来て欲しいですか?
何時頃、何処で行なわれますか?
どんなプレゼントが欲しいですか?
参加者からどんな言葉をかけて貰えるでしょう?
 
3)それを「絵」で描いたり、ブロックで形作る

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描いた絵、形になった作品から、(2)についてを語ってみましょう。
 
自身が本当にやりたいコトや、進みたい方向が脳内でイメージされて来るのを感じることになります。
 
そこで、10年後にこうなるとしたら...
 
8年後迄にはこんなコトが達成されている
6年後迄には、こんな役割を担う
5年後迄には...
4年後...
3年後...
 
来年迄に、何をすべきか?
明確な達成目標ができます。
(バックキャスティング法)

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その結果、目先の仕事や大変さは変わりませんが、ゴールに向かって自らの「意思」で行動する喜び、やり甲斐が感じられるのです。
 
まずは、上記のように、マインドマップ形式で「10年後の記念日マップ」を妄想で描いてみませんか?
 
きっと、効果を実感頂けると思いますヨ(笑)。
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そうは言っても、私、美術の成績は「2」だったし、絵だけは描きたくない!
 
はい、そうおっしゃると思っていました(笑)
 
そこで、絵を描かなくても未来を明確に想像できる方法を、体験しに来ませんか?
 
また、当方が実際に介入している施設・法人での組織活性化事例を踏まえて、「対話できる」時間の重要性、「場」作りの方法や、コミュニケーションの実施例をお見せします。
 
イノベーション経営に欠かせない「共感」の創り方、語りませんか。
10/9(Fri.) 第3回 @東新宿にて