20週間でイノベーションが起こせる組織開発メソッド

たった20週間で、バラバラだった個人を一つに束ねビジョンを打ち出す「組織開発」プログラムの赤裸々なノンフィクションあれこれ

コミュニケーションの土壌に欠かせない共感の創り方

その場しのぎ、うわべだけでビジョンが描かれ、中身の伴わない施策がまかり通っている組織の2つの特徴とは(1つ目)?!

医療法人の組織活性化に効く!

 
[Sun, 25 Oct, 2015] 実は金曜の晩、某所で食したラーメンがマズかったのか一晩中、下痢に苦しみ土曜、日曜は結果的に何もできずのんびりモードでした。健康、何より一番ですね(汗。おかげで原稿2本、ブログ記事も貯めこんでしまいましたが、今週、書き物や提案に勤しもうと思います。
 
さて、今回と次回、2回に分けてお送りするテーマは全員参加型会議
 
ネタ元は、以前の読書会後のアンケートで頂いた「お困りごと」の一つ・・・
「その場しのぎ、うわべだけでビジョンが描かれ、中身の伴わない施策がまかり通っている」
 
 
なぜ、ビジョンの中身が伴わないのか?
その背景にあるのは・・・
 
言葉だけで会話しているからです。
 
え、会話って、言葉でするんでしょ?
 
技術的には、そうなんですが、違うんですよ。
 
その会話、なぜ行うのですか?
当然、目的がありますよね。
 
例えば、「責任」についてお互いに会話しています。
Aさんが脳内で思い描く「責任」と、Bさんが思い描く「責任」は、果たして同一なものでしょうか?
 
もっと簡単な例を挙げましょうか。
 
あなたは目の前の職員に向かって、尋ねます。
 「りんごといえば?」
「そうですね〜、赤くて、大きくて、ちょっとだけ酸っぱい・・・」
 
はい、隣の方にも、聞いてみましょう。
「私はアップルパイ、マクドのじゃなくて、もっと大きいのを・・・笑」
 
という感じでしょう。
 
同じ「りんご」と言っても、脳内で思い浮かべる「絵」は十人十色。
そうです、脳の第一言語は絵、つまり「」。
 
これを理解していなければ、組織内の会話は、言葉だけが頭上を飛び交う「空中戦」になります。
 
つまり、赤いリンゴさんと、アップルパイさんが、お互いのモノが美味しいんだ、と言って譲らず、平行線を辿ったままで時間が過ぎていくわけです。
 
これ、普段の会議で経験していませんか?(汗)
 
まさに「その場しのぎ、うわべだけでビジョンが描かれ、中身の伴わない施策がまかり通っている」状態ですね(涙)。
 
結論として、お互いの異なる「絵」を知ることなく、無理やり「会話」だけで合わせるのですから、ビジョンはうわべだけで、中身が伴うわけがありません。
 
さて、どうすれば良いのでしょうか?
 
(次回へ続く)

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(言葉だけでは、限られた時間の中で全て正確に伝えきることが出来るだろうか?)
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以前とある医師の方からの問題提起があり、皆さんにもぜひご意見が伺いたく・・・
 
「職場コミュニケーション、どうしていますか〜?」
 
どうぞご自由にご記載願います(個人情報の入力不要、ご意見のみで結構です)
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ところで、山本伸はどうしてプロ・ファシリテーターとして独立できたのか?
その答えは「読書会」。
 
え、本を読むのとファシリテーターって、関係あるの???
 
はい、実は読書会といっても、本は読まないで集まるのです
 
そして、ファシリテーターが本選びから読書、そして参加者同志の対話まで、おもしろおかしく(時に無茶振りで)ガイドしていきます。
 
何よりも、ファシリテーターの醍醐味は、自身は読まなくても、参加者から次々とアイディアを頂けること!
 
さらには、参加者から熱い感想をザクザクと頂き感謝されますヨ
 
「”Read for Action”を使って、問いに対して、短時間で集中して読むことで、必死に要点を掴もうとして読んでみると、結構内容もポイントを押さえることが出来て驚きだった。」
 
さぁ、あなたもチームの集合知を自然と結集させるガイドになるためのスキルとマインドを、体得しませんか?
山本伸の「リーディングファシリテーター養成講座」
11/1(Sun.) 第8期 @名古屋(伏見駅
12/12(Sat.) 第9期 @新大阪駅すぐ
12/29(Tue.) 第10期 @東新宿駅すぐ

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集まってすぐに熱い同志になれるんです。

5 Sep, 2015 @福岡にて