20週間でイノベーションが起こせる組織開発メソッド

たった20週間で、バラバラだった個人を一つに束ねビジョンを打ち出す「組織開発」プログラムの赤裸々なノンフィクションあれこれ

コミュニケーションの土壌に欠かせない共感の創り方

インプットは丁寧に、過不足なく、大胆に!

大企業にどっぷりつかってしまった人は、自身のJobにどこまで責任を持って取り組もうとしているのか?

 

本気度が全く見えない・・・。


スタートアップとの取り組みを進めていくと、

「スピード感」の大きな隔たりがあるのが大変である。


自身BDO(Business Design Officer)として、スタートアップのように実験的風土を醸成することも大きなミッションであるため、GAPのすり合わせには最新の注意を払って進行している(が、それでも大企業の社員やシステムはのんびりとしていて時間がかかりまくりで、ヤキモキ・・・)。


そしてもう一つの大きなGAPが「当事者意識」。


あなたは仕事で何を実現したいのか?あなたの仕事によって、誰がHappyになるのか?どんな世界になれば最高なのか?


スタートアップの個々人は、明確な当事者意識と目的を言語化できている。大企業の社員にはないビジョンやパッションの持ち主。


一方で、大企業の社員は自身の業務の目的、誰が顧客なのか、全く分かっていない。

 

なぜ、その顧客はその業務を遂行したいのか?しなければならないのか?どうして、自動化できないのか?なぜ、面倒なことを面倒なままにしていて、嫌ではないのか?


先月のNewsPickの記事で示唆深い内容があったので、要約すると・・・

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私が声を大にして指摘しておきたいのは、「目的思考」でない日本人が多すぎる。やりたいことがあって、環境がそれを阻むのであれば、抜け道、越える道、工夫する道など「目的」を変えずに環境を変える方法を考えるはず。そうでなければ、その人は自分の周囲の世界をたった1ミリだって変えることはできない。

ところが、特に大企業に居続ける社員の大半が、環境でなく目的を変える思考方法になってしまっている。実際、彼女・彼らは賢いし頭の回転も速いが、目的に合わせて環境を変えるのではなく、環境に合わせて目的を変える。そして言い訳することが当たり前になっている。

「だって、状況がこうだから仕方がない、自分のせいじゃない」と他責にすることで小さなプライドを無意識に守ろうとしている。

(NewsPicks記事「【堀江貴文×森岡毅】世界を変えるなら「目的思考」が必要」より抜粋*1)

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ココが実は、非常に重要である。例えば、我々製薬・ヘルスケア業界の内側の大企業人は、まだまだ非常に悠長で呑気だと言わざるを得ない。

 

グローバル化GAFA・BATの侵攻、テクノロジーによる急速な社会・法規制の変化に、全く追いついていないにも関わらず、「自動化が進まない」「医師と会えない」「薬価が下がる」等々、環境のせいにしているだけで行動を起こす思考が皆無。


顧客のVPCを描きながら、自社の不甲斐なさ、そして本当の「当事者意識」を炙り出すために、何をすべきかを考えさせられている。

 

だからこそ、いきなりアイデアを出すのではなく、まずは先行事例やテクノロジー、競合他社の成功事例をビジネスモデルキャンバスに構造化し観察し、組織で学び合うプロセスが、非常に有益である。

 

かつ、先入観を捨て去り新たな知を獲得しながら、本当にユニークな有益なアイデアを生み出すための、孵化期間を短縮してはならないのだ。

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*1 https://newspicks.com/news/4043256/body/

 

 

 

 


さて、・・・大きな組織内のダイナミクス、どのようにコントロールすべきか?

特に下記のようなお悩みがありませんか?

 


1.イノベーションの混沌とし​​た始まりをどのように構成するか?

2.イノベーションの障害を克服する方法とは?

3.適切な開始のタイミングを選ぶには?

4.役員・上司の期待にどのように対処するか?

5.組織内部の支援と潜在的な顧客からのサポートをどのように受けるか?

6.最適なイノベーションの行程を選ぶ方法とは?

7.どうやって成功確率を上げるか?

 


一つでも当てはまるものがあるならば、夏休みの終わりに宿題を片付けてしまうチャンスです

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