知っている(Knowing)
と
わかる(Understanding)
は全然違うものだ。
と言うことを目で追って読んでも分からないと思うので、この動画を観て欲しい。
The Backwards Brain Bicycle - Smarter Every Day 133
自転車に乗る、という行為は非常に複雑な身体的&神経活動の集大成である。
それを無意識のうちに行っている脳内では、大量の神経回路が強固に連結しているので、そう簡単には途切れない。
つまりは、右にハンドルを切って左に曲がるんだと強く念じて(更には、口に出しながら動かして)も、手は右にハンドルを切るものだ。
まさに無意識の認知バイアス。
動画の後半では、主人公の息子さん(6歳)は立った2週間でこの逆ハンドル自転車に順応した例が紹介される。
脳の可塑性に自由度があり、神経回路の組み替えが柔軟に行われるが故に、外国語を習うのは幼少期が良いという(確かに!嗚呼、我が家の息子は既に10歳...泣)。
という訳で、BMIAではバリュープロポジション・デザインのトレーニングにおいて「手を動かして体験する」ことを最も重要視している。
デザイン思考という言葉だけ「知っている」状態から、手を動かして作ってみる、触ってみる、感じてみることに重点を置く「体感覚」の会得。
これこそ、21世紀のビジネスパーソンが人生100年に渡って活躍し続ける肝でしょうな。
我々も早速、実践!
リアルに手を動かして形にしてみるから、深い対話ができ、本質が炙り出されるまでの時間が圧倒的に短縮する。
そういえば、これ、良かった