20週間でイノベーションが起こせる組織開発メソッド

たった20週間で、バラバラだった個人を一つに束ねビジョンを打ち出す「組織開発」プログラムの赤裸々なノンフィクションあれこれ

コミュニケーションの土壌に欠かせない共感の創り方

固定概念を「見せる」方法(自身の現状認識が1番難しい件)

医療法人の組織活性化に効く!

イノベーション経営メソッド

福岡の二日間、天候はどんよりでしたが、たくさんのブロックと共に自己認識を深めてまいりました。

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自身、向き合うべき現状をシッカリ認識できとても有意義でした。
 
そこで今回は、現状認識を極めて客観的に行う方法を紹介します。
 
・今のやり方のままで良いのだろうか?
・もっと良い方法があるんじゃないか?
・職員の皆は、満足して働き続けてくれるだろうか?
 
気がつくと、こんなことを心の中でつぶやいていませんか?
 
以下に、たった3つの問いに答えるだけで自分の現状認識を行う方法を紹介します。
 
この方法は短時間でも構いませんが、必ず3名以上で一緒に行ってください。
 
なぜならば、自分が知らない自分については、相手から指摘してもらって初めて気づく、或いは相手の視点を借りることで、見えない物があぶり出されるからです。
 
さて、この方法は、たった3つのステップから成ります。
 
1. 「あなたの仕事」について現状を表現する
どんな仕事をおこなっているか、なぜそれを行っているか。
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2. 「自分が知らない自分」を意識しながら、さらに現状を描き出す
 ジョハリの窓における「盲点の窓」「秘密の窓」を意識しながら、「知っているのに知らないふりをしている」、あるいは「あえて目を背けている事実」を描き出す
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3.「相手から見た自分」について表現する
自分のお客様やパートナーから見た自分とは、どのように見えているのかを表現する。
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これらについて、各ステップで自身が表現したものを、グループで共有します。
 
お互いに質問したり、気づいたことを共有してみましょう。
 
その結果、自分では気付かなかった自分の仕事の意義や役割、あるいはあえて見ていないことにしている現状を相手側からはっきりと指摘されハッとするかもしれません。
 
これが「固定概念」であり、「本当に向き合わなければならない事実」であるのです。
 
現状認識を一人だけで「客観的に」行うのは、非常に難しいと言われています。
 
なぜならば、自分ではわかっているのに、あえて見ていない、知らないことにしてしまっている現状が、盲点の窓、秘密の窓の中に存在しているからです。
 
まずは上記の3つを、順番に書き出してみませんか。
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そうはいっても、なかなか書き出せませんよね。
 
我々は、これをブロックを使い、目の前に創作物を作りながら現状を表現していきました。
 
見えていないこと、知らないことにしてしまっている事実を「見える形」に表現すれば、相手からも見えますし、自身でもハッキリと認識することができますよ。
 
ブロックを使って、気楽に話し合いながら、自己認識プロセスを体験してみませんか?
(志高き介護・医療職は無料で!)
9/17(Thu.) @東新宿にて(あと3席) http://empathyhospital09.peatix.com

 

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 6 Sep, 2015 : レゴ®シリアスプレイ®メソッド公認ファシリテーター練成会 @九州工業大学PBLセンター。学びの場として、最高の環境でした。