医療法人の組織活性化に効く!
[Wed 08 Oct, 2015] 実は昨日Kindle Fireを購入したのは、娘の誕生日プレゼント。主に勉強しながらネット検索で、百科事典風に浸かったり、英単語を調べたり、たまにはYoutubeで音楽を楽しんだり、・・・そしてICTリテラシーをやんわりと学ばせるために、そろそろ良いかということです。子どもの方が、ユニークな使い方が出るかもしれないという楽しみもあります(笑)。
さて、前回に引き続き「デジタルヘルスDAYS2015」をレポートします。
リアルタイムにお話を伺いながらTweetしたメモからの抜粋に、ちょっとした感想を加える程度ですが、LIVE感がお伝えできれば幸いです。
尚、日経デジタルヘルスに記事が出たものがあれば、リンクを貼ります。
第3回で取り上げるのは「医療イノベーションの本質」
本書の翻訳者のお一人、昭和大の的場匡亮先生が登壇されていました。
ビジネスモデルイノベーション協会の理事を拝命し、また、クリステンセン読破会を実施した身として、これは聞かねばと意気込んでいたのです(最初、遅れちゃいましたが・・・)。
<Tweetはここから>
- ソリューション提供型 デンバーの病院
- 付加価値プロセス型 カナダ ショールダイス病院 ヘルニア専門病院 訴訟ゼロ
- 破壊的イノベーション テクニカルバリュー(診断技術)-エモーショナルバリュー(利便性/スピード)
- オランダ代替政策 費用効果重視
- 総合病院-> 外来-> 診療所-> 在宅で
- 蓄積-集約(専門)-分散: 血液検査(医師のデスク-中央検査室-その場で-家で)
- ソーシャルホスピタルは、社会を構成するあらゆる要素が医療の場になる 技術は集約し、分散する
- 医療の本質に即した規制の流れ 資源-プロセス-アウトカム
- バリューネットワークの次元で発生 真空管TV -> トランジスタTV 小売->大型ディスカウント
- 医療の破壊的イノベーション 1.手頃な価格 2.高品質 3.アクセスし易い-医療費をどう賄うか?は現行のまま進行した場合総合病院
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クリステンセンの源流を強く感じさせる、骨太な書籍(まだ未購入、スミマセン・・・笑)。
医療業界や診療そのものが、大きく変化している時代背景において、どのような価値を誰に届けるのか?
明確なミッション・マネジメントが重要であるのです。
そして、工業化の進展からだんだんと「個」が重視され始めた今世紀。
「治療」は病院に集めて効率的に、という考え方はガラリと代わり、生活者側の視点から、検査や治療がより簡便に、短時間で可能となる方向にシフトしています。
例えば、国民皆保険における病院、検査、そして健康管理の変遷をビジネスモデルの視点でまとめてみました。
医療を提供する側も、イノベーションとは何かを真剣に考え、患者・利用者にどんな「価値」が提供できるかを、しっかり定義する時が来ています。
その結果、住民や周囲から支持され認められる病院・施設になり、事業の継続と安定に寄与することでしょう。
さぁ、まずは今回ご紹介の書籍(分厚い!)を購入してみましょうか(笑)?
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