医療法人の組織活性化に効く!
さて、今回は「一人で学ぶための仕組みづくり」についてご紹介します。
なぜこれを取り上げたくなったのか・・・元ネタはこちらのブログ
これを読んでいると、前々からずーっと感じていたことを言わずにいれらません。
それは・・・
知識の価値は既に暴落し切ってしまったということ。
つまり、脳内に沢山の情報をインプットしようと、頑張って本を読み、休日返上でセミナーに足繁く通い、ノートに一生懸命、専門用語やノウハウを箇条書き・・・
これって、達成感や充実度は半端無く高いので、とっても気分が良いですよね!
しかし、21世紀の知識創造社会においては、大量インプットに命をかけていることは自身の価値を大暴落させている行為に他なりませんヨ(驚)!
あなたの携帯は、スマホですよね。
一日に何度、画面を触っていますか?
分からないことがあれば、検索・・・
目的地までの時間を調べるために、検索・・・
薬の副作用ってあったかなぁ、検索・・・
そう、今は分からないことはスマホを通じてインターネットという空の上の雲(クラウド)から教えてもらう時代。
さらには、人口知能だのIoTだのシンギュラリティだの、よく分からないけどなんだか凄い技術が急速に、生活に入り込んできている時代。
ロボットが労動を代替し、2030年には無くなってしまう仕事も推測されていますよね(汗)。
幸いなことに(?)上の記事の中では医療・介護に関する仕事は15年後まで増加傾向。
但し、人口知能やロボットにより、我々の働き方や意思決定は、想像がつかないくらいの大変化が起こるでしょう。
例えば、IBM社のワトソンという新世代コンピューターで、こんなことが出来るのです
1)入院患者に最適な食事レシピを提案
過去の様々なレシピを学習させることを応用し「食事制限のある患者さん向けメニュー」を開発しているとか・・・。
2)新しい癌治療のための知識ネットワーク構築
年に1個が見つかれば御の字、という新薬ターゲットの候補を、ワトソンは6つも同定してしまいました。
3)医療画像、電子カルテなどの情報を診断の支援に活用
過去のカルテ情報や画像データを全て学習し、医師の診断を支援するようなことが出来るようになってきているのです
----------
今、一生懸命に知識を蓄えても、その量だけを比較すれば、コンピューターやロボットに到底かないません。
つまり、知識ゼロ社会の到来!というわけです(汗)。
では、どうすれば良いのか?
ようやく本題です(笑)
元ネタにあったように、知識をノートやPC画面に打ち込むコピー型の学習は、もはや意味がないことは理解して頂いたと思います。
ですから、自身にインプットした知識を、自分の言葉でアウトプットすることが重要です。
具体的にどうすればいいのか?
山本伸がしばしば行っている自習式を、伝授致しましょう。
1)TED(www.ted.com)で字幕付き、3分程度の動画で、自身のビジネスや興味あるものを見つけましょう。
例えば・・・30日続けると自分がどう変われるか?
これも、イイです(歩き会議のススメ)
2)視聴1回目・・・ただ観る
3)視聴2回目・・・ノートにキーワードのみ記す
4)視聴3回目・・・見終わった後、ポイントを3つにまとめる
視聴2回目では、キーワード(言葉)でなく絵やアイコンでメモしたり、マインドマップを描きながらでもOKです。
むしろ、こちらの方がオススメですし、元ネタで推奨している方式に近いでしょう。
(上の30日間チャレンジを視聴しながら書いたマインドマップ)
この方法ならば、一人で出来ますし隙間時間で出来ます。
それ故に、わざわざ講義スタイルに出向く時間も、少しずつ減らすことが出来ますね。
結論として、自分の頭で考える習慣が出来るのも、この自習式のベネフィット!
さぁ、あなたもTEDで字幕付き、3分程度の動画を検索してみませんか?
因みに、医療関係ならばTEDMEDもチェックしてみることをオススメしますヨ
----------