【特別企画】ベストセラーになっている戦略書をいくら読んでも、あなたの組織でイノベーションが始まらない理由
元ネタはこちら・・・
イノベーションに関連する書籍が、これだけランクインしているのが驚きです(下段をご参照ください)
クリステンセンの書籍は2001年〜ですからロングセラーだとして、2012年に翻訳版が出たBMGやリーン・スタートアップが堂々のランクイン!
それでも、あなたの組織からはイノベーションの「イ」の字も感じられない?
なぜなのでしょう?
実は、戦略・戦術以前に必ず必要なことがいずれの戦略・戦術本には書かれていません。。。汗
そのMissingピースとは・・・
「チームのつくりかた」
もちろん、ビジョンやミッションの重要性、マネジメントについては、このランキングの中にもおなじみドラッカー関連やビジョナリー・カンパニーなど名著が多数見受けられますよね。
一方で・・・
あなたが生み出した「スゴい」アイディアを、隣の同僚に共感してもらう方法、そしてチーム・組織で共有し、皆のアイディアに昇華させる方法は、どこに書いてあるのでしょうか?
それが初めて明かされたのが・・・本書!
残念ながら2015年の出版ホヤホヤ故のランキング外ですが、これをまずはお読みになることで、以下、ランクインした戦略書を「あなたの組織の」どこで、どうやって、誰と活かすのか、というストーリーを描くことができるのですヨ。
もし、あなたが何かを変えたい、新たな価値を生み出したいと思っているならば、下記の戦略・戦術本たちは立ち読みで選ぶとして、その前に、Start Innovation〜を購入しお読みになることを、超絶オススメ致します。
著者のハイス・ファン・ウルフェン氏は本年6月に来日、その際のインタビュー記事からも、組織におけるイノベーションの「始め方」を学ぶことができます。
彼が来日した際の学びを、病院組織に活かせるような視点から共有致しましょう。
- 孤軍奮闘はダメ〜イノベーションは一人では出来ない
- プロジェクト進行は秩序ある順番、時間軸に沿ったアクションが大事
- 現実離れし過ぎたものは選ばない
- 顧客(患者だけでなく)の声こそ活用しよう
- ビジネス・ケース(費用対効果)に立ち返る
さぁ、あなたも「イノベーション」と無関係だと思っている同僚に「同じことをしているならば、昨日からの進歩はない」とつぶやいてみませんか?(笑)
2015年6月、ウルフェン氏の来日の様子
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14 ストーリーとしての競争戦略 東洋経済新報社 2010/4/23
20 イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき 翔泳社 2001/7/1
28 ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書 翔泳社 2012/2/10
50 リーン・スタートアップ 日経BP社 2012/4/12