20週間でイノベーションが起こせる組織開発メソッド

たった20週間で、バラバラだった個人を一つに束ねビジョンを打ち出す「組織開発」プログラムの赤裸々なノンフィクションあれこれ

コミュニケーションの土壌に欠かせない共感の創り方

異性のフタマタはダメよ、だけどアイディアは1つに恋しちゃだめ!

医療法人の組織活性化に効く!
 
[Sun, 3 Dec, 2015] 大阪出張から帰宅。欧州帰国後、相当疲れが溜まっており、この日曜は小雨・気温も大変低いこともあり、1日全く何もせずに終わってしまいました(大汗)。せめて、子どもたちと対面する時間が小一時間でもあればよかったのですが、起き上がれませんでした(泣)。報告や文章が溜まってしまっています、明朝から頑張ります。
 
さて、今日は1つのアイディアに固執してはいけない理由をご紹介します。
 
「素晴らしいアイディア」は、いつ降ってくるか分からないものです。
 
建築家は、建物のデザイン画を何十枚も、何百回も描き続けます。
そして、次にモックアップと呼ばれる「模型」を、これも何度も作り直します。
 
こうして、納得のいくデザインを生み出していきます。
 
漫画家も同じですね。
描いては、紙を丸めてゴミ箱へポイ!
また描いては、ポイ!
 
我々も同様のことをすれば良いのです。
 
アイディアを出すときは、とにかく出す、出す、出す・・・
途中で批判したり、現実的でないと突き放したりする必要はありません
 
何にも邪魔されず、制限されることなく、とにかく出す

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(個人でアイディア出し、そして発表・・・黙々と読み上げながら発表する。この間に、コメントも意見も批判も無し。とにかく発表し続ける、聞き続ける)

 

そして、さしあたり今、どれが一番魅力的であり、かつ実用に耐えうるかという観点で、皆で投票してもよいし、点数をつけて客観評価を下しても良いでしょう。
 
結論として、一番最初に思いついたアイディアが、一番高評価であることもあるでしょう。
 
一方で、5番目に思いついたアイディアが、一番いいじゃないか、という評価になることもあります。
 
つまり、最初のアイディアに固執して、次に進んでしまうと、後で反対されたり、壁にぶち当たってしまうのです。
 
その結果、貴重な時間と労力(お金)を、無駄にしてしまうことになります。
 
アイディアや新発想については、最初に「スゴい」という声が多くても、我慢して、さらに代替案を出し続けましょう。
 
そして、評点や優先順位付けをして、差し当たって選ぶものと、オプションで2,3個をキープするようにしておくのです。
 
そうは言っても、部長権限で「これだ!」と決められちゃえば、従うしかないじゃないか・・・というあなたへ。
 
それはそうですよ。
 
ですから、他の有望な、周囲の評価が高かった選択肢も、忘れられないように、しっかりと(ひっそりと!)議事録に残してしまってくださいね(笑)
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以前とある医師の方からの問題提起があり、皆さんにもぜひご意見が伺いたく・・・
 
「職場コミュニケーション、どうしていますか〜?」
 
どうぞご自由にご記載願います(個人情報の入力不要、ご意見のみで結構です)
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