組織活性化に、コミュニケーションの土壌づくりに効く!
異業種共創型でヘルスケア分野に
オープンイノベーションを起こしてみている
[Tue., 27 Dec, 2016] 分厚い専門書は、一人ではとても読む気になれませんよね。だから興味を持つ方を何名かお誘いして、一緒に読むことをオススメしています。
ちょうど1年前から、それを実証するため手始めに、自身の専門である医療機器開発の専門書について、やってみました。
それが「800ページを2時間余で!Biodesign読破会」
全部で6回、医療機器・医薬品の業界関係者や医師、看護師はもちろんのこと、IT系のエンジニア、出版社、知財の専門家、弁護士、デザイナー、営業、起業家、等々多様な方にご参加頂いています。
誰も800ページの専門書を、一人では読む気になれなかったということです。
つい1ヶ月ほど前、LSPファシリテーター仲間で様々なワークショップの実践豊富な井澤さんが、Facebookで興味深い書籍を紹介されていました。
それは、9,500円・500ページ超のこちら↓
経験学習によるリーダーシップ開発 米国CCL:Center for Creative Leadershipによる次世代リーダー育成のための実践事例
- 作者: シンシア.D.マッコーレイ,D.スコット.デリュ,ポール.R.ヨスト,シルベスター・テイラー,漆嶋稔
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2016/07/30
- メディア: 単行本
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「経験学習」と「リーダーシップ」という2つのキーワードに即座に反応した自分は、早速、井澤さんに掛け合いました。
「これ、一人では読めませんよね?いい方法がありますよ(爆)」
そしてBiodesignの実例をお示ししたところ、トントン拍子にやりましょうということになったのですが・・・
井澤さんの周りのプロの面々が、次々と参戦を決められました。
これは面白くなりそうだ、ということで、井澤さんにもご同意いただき、LSP®︎のファシリテーター、そしてRead For Actionのファシリテーターのコミュニティーにも紹介し、呼びかけたところ・・・
総勢15名!
皆さん、この大作を持参してご参加くださいました。
友人で各種メソッドのファシリテーターでも共通していて、ワークショップ・デザインのプロ、加藤さんがブログに取りまとめてくださいました。
12/30に当方が開催するリーディングファシリテーター養成講座にご参加予定、BMIAジュニアコンサルタントの内田さんは、山梨からお車で駆けつけてくださってのご参加!当時の様子を取りまとめてくださいました。
以下、アルバム形式で振り返りです。
Read For Actionとは・・・
4つのステップを説明
書籍を1分間だけ、目を通してすぐに、内容を3つのブロックで表現
LSP®︎のファシリテーターが多かったので、無茶振り(爆)
質問を創るために、書籍をパラパラ
そして、質問の答えを探索するために、書籍をパラパラ
第I部から第IV部に分かれて、探索して頂いたなかから超重要なエッセンスを3、4つのトピックにまとめて全体に向けてプレゼンテーション
その後、グループをシャッフルして新たなチームへ
誰か1人をターゲットにして、その方をHappyにしてあげられるようなプログラム・ワークショップを設計(わずか15分)、プロトタイピング
ということで、最後はお決まりのこれです↓
それぞれが購入して持ち寄った15冊の本を積み上げると圧巻です!
¥9,504 x 15冊 = ¥142,560
実は、自身のファシリテーターとしての採点は「20点」(;_;)
反省点がいくつも見つかっています
その理由は・・・時間のマネジメントの難しさがあり、最後の振り返りが不十分になってしまったこと
これは、ご参加された伊藤さんのブログに、とてもいい方法があることを(今更)しって、試してみたかったです( ; ; )
me/we/good/bad の4象限 という名前の振り返り方法を利用しています。KPTでも良いのですが、もっと「自分」にフォーカスしてもらいたいため、考案しました。(この象限モデルは「タモリのボキャブラ天国」の「バカパク・インパク知」を参考にしています)
良かったこと(good)、悪かったこと(bad)をそれぞれ度合いごとに、自分自身のこと(me)、チームまたはメンバーのこと(we)としてマッピングします。
詳細はぜひ、伊藤さんのブログでご確認ください
↓↓↓
その他、まだまだ不足や反省点があります
その訳は・・・1年後に振り返りことにします(苦笑)
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先日Biodesignを展開している連携大学院のひとつ、東北大学の中川先生をご訪問し有意義な意見交換をさせていただきました。
2017年、この分野でもオープン・イノベーションを加速させます。