(BMIAメルマガ 09 Jan 2019より加筆修正して転載)
先日、新年恒例となったBMIA理事の新春対談を行いました
https://www.facebook.com/bmia.jp/videos/2608373962522532/
昨年来、「BMIAの目的」について対話を重ねて参りましたが、今回も改めて、個々人が思う「目的」を語り合ってみました
最も印象的なキーワードが「How?」つまり、ツールやメソッドの重要性です
そのココロは...
実は今、誰にとっても、どんな職場・現場においても、このような状況ではありませんか?
「目的はわかった。理由があることも理解した。じゃぁやろう...で、どうやってやるの?」
ここで思考停止が起こっているのではないかと思わせることが、自身の周りには余りにも多いのですよ
スピードが加速する時代、グローバル化で突然海外で競合製品が登場する、ビジネスモデルが期限切れ、売上は上がらない、仕事は減らない、人は増えない、上司は帰らない変わらない、部下とは会話にならない、...
なんとかしなくちゃ、と思いつつも...
が、しかし...どうやったら上手くいくの?
これが本音ですよね(涙)
一方で、最近“デザイン思考”を疑問視したり限界説を唱える人がいます
個人的には2つの点で、違和感を覚えました
—-
その1...あなたは“自分の手、クチ、身体”を使ってデザイン思考に没入しましたか?
その2...デザイン思考の前に御社、ご自身の「クリティカル・コア」を明確にしましたか?
—-
守・破・離とはよく言ったもので、まずは本流を100%受け入れて、全く同じように(できるか)やってみる
できると理解&実践できて初めて、次の段階に進めるものを、99.9%の人は「真似をする」に留まる・・・つまり、全く同じようにやらない
それ故、上手くいかないとすぐに、手法のせいにしてしまう(泣)
気になる方は、お手持ちの教科書やd.school発行のガイドブックを読み返して、100%コピーしてやってみれば、これまでとは異なる結果が得られますので是非ともトライしてみてください
じゃ、いつまで“守”り続けなきゃいけないの?
いつになったら“破”っていいの?
はい、ズバリ“100”を超えてからです
100人、100回、100枚、...等々
まずは黙って、有無を言わさずやる
ホントに素晴らしいと思うならば、それくらいの意気込むですよ
信じられないのならば、やめても良いのです
自分には合わなかったんだ、と割り切る
(まぁ通常は10回続けても素晴らしいと思えば、ずっと続けてます...笑)
それだけです
さらに、自社・ご自身の「リソース」、特に他社・他者には真似できない強み・特徴は何なのかを考え直してみましょう
すると、踏み込めない、踏み込みたくない領域が明らかになり、「目的」に通ずるWhy、なぜ我々がやるべきなのか、を明確に定義できるのです
チームや大組織で、本当の“デザイン思考”を実践したいあなたのために、BMIAは2019年も機会と場を提供していきます
そしてBMIAが提供するHOW=ツール・メソッドを活用して、ご自身の職場・周囲で仲間を募り、全員参加の”We”nnovationを開始する一歩を踏み出しましょう
From Taipei to Haneda,
24 Jan 2019
BMIAは体制が変わり、会員の皆さんと共に創り行動する組織として5年目のスタートを切りました
ビジネスモデル・デザインのツールは注目度がさらに高まり、大企業のみならず、中小企業の事業承継、起業家支援そして内閣府からリリースされたデザインシートにも、そのエッセンスが埋め込まれています
そして、ビジネスモデルといえば、AIやネットワーク効果の進展や期待から、シェアリングやサブスクリプションが本格的に盛り上がってきた1年だったと言えましょう
殆どの業界において、シェア・定額の大波は確実にやってきています
AirbnbやUberは当然のこと、トヨタの月額定額乗り換えサービス、音楽はiTunes/Amazon/Google/Spotify等々、紳士服の青山はビジネススーツの定額制、外食産業でもラーメンやコーヒー、アルコールや過剰仕入れ食材を用いたおまかせメニュー、地域玩具やコスメ、ファッションアイテム等々
いずれも、顧客の体験価値(VP)を高めエンゲージメント(CS)を強固にし、テクノロジーによる効率的なオペレーション(KA/KR)を武器にビジネスの拡大を狙っています
そしてもう一つのトレンドが「地域発」
人口減少や高齢化による医療・福祉予算の増大、働き手の漸減への対策が、いよいよ待った無し
先んじて行動している地域発ビジネスの成果に、俄然注目が集まっているのです
厚生労働省が発行する「保険外サービス活用ガイドブック」には、公的保険ではまかなえない地域福祉のニーズを、ビジネスで解決しようと奮起している各地の多種多様な事例が掲載されています
地域=コミュニティとの付き合いかた、関わりかた、つくりかたのヒントが満載であり、当然自社のビジネスや業界における顧客コミュニティづくりにとっても、多くの学びが得られることでしょう
さて、2019年も引き続き、シェアリング&コミュニティというキーワードが無視できないことに疑いの余地はないと思います
そこで、BMIAでは4名のイノベーター・プロフェッショナルをお招きして、たった1日でこの分野の知見を獲得してしまおうと5周年記念「ビジネスモデルオリンピア2019」を企画しました
既にお申込がスタートしており、