医療法人の組織活性化に効く!
[Sun 08 May, 2016] 母の日ですので、息子に選ばせてカーネーションを贈りました。妻は我々(男子チーム)に全く期待しておらず、自身でバラを買って帰宅。息子から花束を渡され、まんざらでもなかったご様子・・・ふう(笑)。
先日のGWの中日、娘のお勉強に付き合って、近くの区立図書館へ。
自身、久々にまとまった読書の時間になったので、いつもなら手に取らないけれども、志事に役立ちそうなタイトルを何冊か見繕いました。
そこで見つけたのが、昆虫の「群れ」のルール。
なぜ、昆虫なのか?
その背景にあるのは・・・
アリやミツバチは「群れ」つまり組織を元に皆で暮らすという生態があります。
当然、群れの中での役割や階級(ヒエラルキー)構造があり、個体だけでなく組織としての社会が築かれています。
これらは人間の組織、社会に極めて類似しているものが少なくないのです。
例えば、ミツバチの意思決定には3つのポイントがあるそうです。
それは、・・・
- 多様性を受け入れる・・・働きバチが各々、確認した獲物(蜜が豊富な花)の魅力度をアピール(ダンス)する
- 友好的な競争・・・各々が順番にダンスする
- 定足数により、選択肢を絞り込む・・・長くダンスする(それだけ魅力的なんだ、というアピール)個体を「15匹」が取り囲めば、「当選」となる
実は、この3つは「ロバート議事規則」という、会議進行の基本ルールと呼ばれるお作法に繋がるのだそうです。
【抜粋】会議の効果的な進め方
(1) 会議前準備の完璧を期す
(2) 参加者は予め次第および議題に目を通す
(3) 正・副議長の周到な意思統一が必要
(4) 議長に発言許可権があり、議長の指名に従って発言する
(5) 動議提出者は、最初に発言する権利を有する
(6) 1つの議題で同意見を2度以上発言しない
(7) 1回の発言は3分以内に心掛ける。
(8) 発言は、検討中の議題の内容に関するものに限る
確かに・・・(2)予め次第および議題に目を通す、とか・・・(3)周到な意思統一、とか・・・(6)2度以上発言しない、とか・・・なるほどですね。
これをそのまま、通常の会議やカンファで採用すれば良いのに・・・でも、なかなか・・・(汗)。
「ここは行政の場じゃない」
「議会とは違うだろ」
「どうして2回以上、発言しちゃいかんのだ!」
試す前から、そんな声が脳内にこだましていませんか?(涙)
では、どうすれば良いのでしょうか?
会議やカンファの冒頭に「儀式」を行いましょう。
「スピーク&リッスン」でも良いし・・・
「ゴミ箱へポイッ」でも良いでしょう
肝は「全員が発言の機会を持つ」こと。
そして、それを「全員が最後まで聴く」という現実を創ってしまうこと。
こうすることで、以後も「一人ずつ」全員に発言を促すことができるのです。
ち
な
み
に
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今すぐイノベーションを起こしたい真剣な方のみに、お伝えしたいことがあります。
なぜ、イノベーション・プロジェクトは上手くいかないのか?
どうして途中でちゃぶ台返しにあってしまうのか?
答えは単純です。
ひとりのアイデアから始まってしまうプロジェクトには、誰も振り向きません。
トップの方針(本心!?)を聞かぬまま走りだせば、途中で止められるのは当然です。
事業を起す当初から、市場をじっくりと観察し、
何を?
誰の為に?
どのような市場に?
どうやって事業をつくるのか?
これらを上層部がしっかりと定義すること。
そして、ビジネスを担うひとり一人と共有した上でスタートを切らなければなりません。
た
だ
し
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既に満席なのです(泣)。
従いまして、第2回を計画(6月)しています。
お勉強や冷やかしの方はお断り。
本気で今すぐ、組織を変えたい、変えてやるという気概のある方だけに、お越しいただきたいのです。
5/12(木) 満員御礼(キャンセル待ち、で受付中)
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