組織活性化に、コミュニケーションの土壌づくりに効く!
異業種共創型でヘルスケア分野に
オープンイノベーションを起こしてみている
[Wed., 19 Jul, 2017] 今日の1Shot
城西呼吸療法研究会でビジネスモデル・デザインについてお話させて頂きました
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病院経営ってビジネス?
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持続的に価値を生み出し、届ける論理・仕組みですから、ビジネスではないと言われたとしても、ビジネスモデルを構造化する手段は適用できますし、すべきです
今回はクリニックや病院で診療に携わるプロばかり
ですから、まずは小話的に、ラーメン屋さんのビジネスモデルをつかっての説明から入りました(笑
(剣さん、ヒントを頂きTTPさせて頂きました...多謝)
その上で、実はラーメン店を常連さんと共に創るケースを説明
これが顧客と一緒に価値を創る「共創」モデルであり、かつての王将(学生バイトのまかない)、それが未来食堂(あつらえ、ただめし)、また北原リハビリテーション病院(ボランティア制度=差額ベッド代の負担減)に共通するのです
さらに、ビジネスモデルキャンバスは鳥の目だ、という言い方をしていますが、さらに上空から鳥を含めて地上を眺めることが、地域包括ケアや、地域連携を考えるきっかけになる、という提案をさせて頂きました
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共創モデルこそが、今後の連携に欠かせない
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スライドを準備している本日、Yahoo!ニュースで流れてきたのがこちら
びっくりしましたが、ドンピシャの領域でしたので、早速BMキャンバスに落とし込みました
そもそも、リハビリ機器を自作しており、汎用化をしたかった
当時、中学生だった神経難病の患者さんがデザインを考案してくれた
そして、苦労の末に見つけたベンチャー企業との共同開発・・・
昨年、届出・発売されたLICトレーナーです
ただし、この機器、コストダウンに相当な努力をされているとのことで、2年を目処に回収したいと・・・(ウェブページより)
それは可能でしょうか???
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アナロジー(水平思考)で、収益パターンを空想する
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そこで、いつもワークショップで行なっているようにやってもらうのは、さすがに時間(45分!)の関係で難しいので、こちらからヒントを提供しました
いわゆる、アナロジーで、現状や実現可能性を無視して、とにかく当てはめる
こうしていくと「意外にこれは、出来るのでは?」という案が生まれるものです
今度、提案しにいきましょうかね(笑)
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ということで、・・・
各先生方に、自院・自組織のBMキャンバスを高速で描いて頂きましたが、意外と、皆さん懸命にメモを取られておりました(ほっ)
ただ、やっぱり45分間では、無理がありました(反省)
鳥の目、に絞って事例を重ねた方がよかったですねぇ(涙)
いずれにせよ、貴重な経験になりました
自身もかつては、研究会のサポート側にいたので、凄〜くよく分かります
ビジネスモデルの話題が、薬剤・医療機器の研究会で取り上げられたというのは、おそらく日本初でありましょう
杏林さん、Great Job!
中田さん、ありがとうございました!!!
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