20週間でイノベーションが起こせる組織開発メソッド

たった20週間で、バラバラだった個人を一つに束ねビジョンを打ち出す「組織開発」プログラムの赤裸々なノンフィクションあれこれ

コミュニケーションの土壌に欠かせない共感の創り方

工学部3回生が「マーケティングとイノベーションが1枚の絵で考えることができる」と言ってます

友人の起業家、長井さんからのご縁で、埼玉大学工学部全学科の学生さん(履修希望者)向け「マーケティングイノベーション」講義にお招きいただきました。


自身は2コマ「新規事業創出のエッセンス」と題して、ビジネスモデルキャンバスとイノベーションの迷路を紹介、体感して頂きます。

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 今回、開始に当たって「マーケテイングとイノベーション」と言えば、やっぱりドラッガーだよなーと思い立ち、前日なのに(爆)楽天ブックスで「もしドラ & もしイノ」の電子書籍をポチッと、パラパラとめくりました。

コミックもあるんですね↓

 

 

ちなみに「もしイノ」は、まだ未読でした(恥)が、これまた非常に良い! 

 

 やっぱり、金言がたんまり。

 

かつ、ドラッガーの理論の元にビジネスモデルデザインの思想があることを確信できたことは、大きな学びと収穫です。

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さて・・・金曜の朝イチなのに330名超!がZoomに入室されてきました。

 

7ページにもわたるZoomアイコンは圧巻です(学籍番号?がズラーっと並んでいて凄いことになってました笑)。


講義室と異なり、顔が見えず雰囲気が全く掴めないものの・・・

毎日ランチタイムWebinarで慣れてますから、数名でも300名超でも、ラジオのパーソナリティーのようなつもりで話し、そして参加を促す質問をしばしば投げ掛ければ、Zoomのチャットで双方向性を担保できる訳で・・・。


そして、こちらからの質問に、想像以上に多数の学生さんがチャットで返答してくれます。

 

凄い勢いで入力が流れていきます(追いつきません爆)。


80分(うち、最後の数分をアンケート記入とQ&Aにしたので実質70分強)一本勝負。

 

冒頭でゴールを明示したので(単位とか、就活とか、キャリアとか・・・)最後まで、聞く姿勢になっていただけたところはあったかもしれません笑。

 

 

終盤は9つの質問を投げかけ、一つずつチャットにコメントをいただきながらコンビニエンスストアのビジネスモデルキャンバスを解説。


これまでに延べ何千人、いや10,000人を超えるであろう方々と創ってきましたが、今回の330名超(のうちの多数)からのインプットには、コンビニのビジネスを俯瞰したり深く洞察したり、まさに視点をいったりきたりさせられるのに十分な情報が、リアルタイムで表出され、自身とても感嘆いたしました。


最後のフィードバックも、先入観なき素直な言葉が寄せられ、短時間でもBMCの有用性や本質を理解したと思われる記述が多くて、嬉しい限りですね。

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マーケティングイノベーションが1枚の絵で考えることができるというものは、様々な企業などの研究にも役立つなと思い印象に残りました。またキャリアプランニングについても早いうちから考えようと思いました。


・ビジネスモデルキャンパスを用いて構造を視覚化していくというのが、流れを理解したり、自分たちが何をどのように分析するのかの道筋を指してくれるので、非常に有用だと感じた。


・STARBACKSのBMCで、広告費が書かれていないというのを聞いてなるほどとおもった。他社でも、意外とこういうことが行われているのかもしれない、と考えると面白い。


・何もしないことが一番のリスクだという言葉が印象深かった。スターバックスの分析も面白かった。スタバは広告宣伝なしで業界トップの売り上げがあることがすごいと感じた。


・企業の戦略イメージを消費者の目線から実際に考えてみることで、自分が働いた時にいかにして利益を出すことができるかを想像する模擬練習ができた。


・VUCAの話。一つの職で一生を終える時代は、終わったという話を何回か聞いたが、それの理由を的確に表現できる単語があるんだと驚いたため。


・コンビニ店舗の在庫コストが低いという点は思い当たらなかったのと、コンビニ内の広告費が収益になりうるといった話が興味深かった。


・黒電話の普及とポケモンGO、ワクチンの普及の速さの差にびっくりした。それほど昔とは違く、視点を変えることが必要だと感じた。


・実際にコンビニのビジネスモデルキャンパスを学生みんなで考えたところが、参加型で他の方の意見も知れてとても面白かったです。


・スタバの広告費に関して、確かにかけられていなくて他と違うお金のかけ方をして成功しているということが驚きだった。


・ビジネスについて、立地やポイントカードなど様々な要素があるということを改めて感じました!とても面白いお話でした。


・パーソナルビジネスモデルキャンバス、スターバックスコンビニエンスストアの例を実際に考えて体感できた。


スターバックスやコンビニの話題で、より利用してもらうために様々なシステムを使うということが印象的だった。


・私自身、よくスターバックスに行くので、スターバックスがなぜ人気なのかについての話が印象に残りました。


・スタバやセブンのビジネスモデルの話。実際の企業について考えるので、具体性がありわかりやすかった。


・製品や製作者のネガティブ要素のプリスクリプションを提案することで、製品制作を上手く進めていくこと。


・実際にコンビニやスターバックスの強みを分析してみたりする機会があって、営業の仕方の違いが分かった。


・ビジネスモデルを考える際の指針を知ることができて,自分の今後に役立てることが出来そうだと思った。


・鳥の目・虫の目・魚の目などいろいろな見方でものを見る力を付けることが大切になっていくという点


・ビジネスモデルキャンバスにより、9つの視点で分析する作業が考えがまとまりやすく印象に残った。


・9つの枠組みを作って、ビジネスの対象や構造などを考え、イノベーションに利用させられること。


スターバックスの、世界どこにいっても同じような雰囲気で展開されているすごさを痛感しました。


コンビニエンスストアを例に出して行った、それぞれの具体的なキャンバスの要素を考えること。


・初めは表を埋めるのが難しそうに感じたが、一つ一つフォローを入れていただき考えやすかった。


・ビジネスモデルキャンパス、というビジネスを考える際にとても有益になる考え方について知れた。


・9つの質問を順に考えていく「だけで」事業全体が見えてくるという事はとても興味深かった。

 

・一つの企業をとっても、形態や方針など事細かに違いがあり、理解していくことが大切である。


・この大変な時代で、どのようにビジネスを展開していくかが具体的にイメージすることができた。


・身近な企業のビジネスモデルを簡単に把握することは、社会人として必要なスキルだと思った。


マーケティングの仕組みを、実際にキャンバスを埋めていくことで理解を深めることができた。


スターバックスが、CMなどの広告にあまりお金をかけないことで品質を保っているという話。


・ビジネスモデルが9つのことで成り立つこと。コンビニのことなど一緒に考えて面白かった。


・参加しながら勉強できて、身近なものを例に挙げていただいたので理解しやすかったです。


・ビジネスモデルキャンバスの考え方が印象に残りました。企業努力が明確になりますね。


・失敗の理由の約40%が、顧客が必要としていないものをつくってしまったということ。

 

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来週は「イノベーションの迷路を抜ける4つのルート」を体感していただきましょう。