20週間でイノベーションが起こせる組織開発メソッド

たった20週間で、バラバラだった個人を一つに束ねビジョンを打ち出す「組織開発」プログラムの赤裸々なノンフィクションあれこれ

コミュニケーションの土壌に欠かせない共感の創り方

医療における”価格破壊”イノベーションは悪魔の囁きか、女神の授け物か?

医療法人の組織活性化に効く!

ヘルスケアのチーム・ビルディングに最適!

オープン・イノベーションメソッド

 

[Sun., 02 Oct, 2016] 最近、休日稼働が続いたため本日は家族デー。息子と光が丘公園でリフティングの練習をさせながら、ポケモンGoでレベル9 -> 11へとアップ(笑)。よく晴れて久々に思いっきり汗を流しました。小2の息子、親の期待を全く感じることなくサッカーや個人技能に上昇志向が皆無で、苦心しています。まぁ、そういうものでしょうが・・・(汗)。

 


今回のお題は「破壊的イノベーション


先週、FBのタイムラインに流れてきたのは「85ドル内視鏡」を開発した外科医とスタートアップ企業のお話・・・

jp.wsj.com

 

 

果たして、医療においては「価格」破壊のイノベーションは、悪なのか善なのか?

 


ファーストフードや100円ショップの台頭から、我々は値段が安くなることは当然である、といった価値観が染み付いている気がしますね。

 


一方で、病院での検査、処置や生命保険について、価格が安すぎると不安になってしまう人も、少なくないでしょう。

 


なぜ、安すぎると不安になるのでしょうか?

 

「安かろう、悪かろう」という先入観があるからです。

 


上記で紹介されている「85ドル内視鏡」、機能は当然のことながら、最低限しか担保していないでしょう。

 


某O社の内視鏡と比較すれば、当然ですが機能が少なく劣っていて、粗悪品だと言われてしまうかもしれません。

 


一方、内視鏡(腹腔鏡)を必要とする手術が、受けられない人が大勢います。

 


理由は様々です。

 


高額なので支払いできない、また、それ以上に医療技術がない発展途上国において、手術の環境さえも劣悪または皆無で、高額な医療機器やシステムを使える条件すら整っていないのです。

 


今回の廉価版内視鏡は、既存の手術を執刀する医師や成長成熟国の医療機関にとっては「粗悪な」安モノで、混乱を生じさせる元凶なのかもしれません。

 


しかし、手術をしたくても出来ずに、尊い命が失われていく国々や地域にとっては、全く異なる価値を提供することになるでしょう。

 


それは・・・


「出来なかった手術を執刀できる」
「救えなかった命を(安価で手軽に)救う可能性を高める」


ということです。

 


今、医療機器や医薬品メーカーは成長の踊り場(というよりも、実はライフサイクルの峠を越えて、既に下降ステージ)に来ています。

 


R&Dから臨床開発、承認取得、保険収載という長年のビジネスモデルは完全に有効期限切れ。

 


今まで通りのやり方では、今までと同じ結果しか得られない=収益は薬価・特定保険医療材料価格からしか、得られません。

 


2年に一度だった価格改定、様々な思惑から改革のメスが入り始めました。

 


では、御社はどこにイノベーションの機会を見出すのか?

 


ビジネスモデルを変容させてしまう?

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顧客を再定義し、徹底的に付き合う?

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技術、知財から攻めてNo.1を狙う?

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独創的なアイデアを生み出す?

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どこに向かうか、決めるのは「今」です

 


それを決めるのが、組織のトップ(層)の役割ですよ

 


トップが方向性を定めない限り、イノベーションが始まることはありませんから・・・

 


社員、家族、ステークホルダー、・・・皆を路頭に迷わせない決断と覚悟、できていますか?

 

 

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