20週間でイノベーションが起こせる組織開発メソッド

たった20週間で、バラバラだった個人を一つに束ねビジョンを打ち出す「組織開発」プログラムの赤裸々なノンフィクションあれこれ

コミュニケーションの土壌に欠かせない共感の創り方

イノベーションに本気になるのは、最悪の状態が見えた時である(本当に実現したいこと)

組織活性化に、コミュニケーションの土壌づくりに効く!

異業種共創型でヘルスケア分野に

オープンイノベーションを起こしてみている

 

[Fri, 22 Sep, 2017] 今日の1Shot

f:id:shyamamo:20170924131718j:image

 

 

----------
2030年、会社が潰れる!
----------
今回のテーマは「タイミング」
感化されたのはこちらの記事!

diamond.jp

 

以前、当方のBMIAで企画したビジネスモデルキャンバス開発者の師匠、Yves Pigneur教授の特別ワークショップにもご参加いただいた、澤谷さんのインタビュー

 

ある企業のワークショップで、あえて『2030年に自分たちの会社が潰れてしまった』という設定の模擬記者会見を開き、何が原因だったのか、どうすれば破たんを免れたのかをグループごとに考えて発表してもらったことがあります。各グループには、60代のCIO(最高情報責任者)やCTO(最高技術責任者)、50代の部長クラス、40代の課長クラス、20代の若手社員といったペルソナを設定し、それぞれの立場になって発表してもらいました

 

これで、危機感や焦燥感がリアルにあぶり出され、行動への一歩につながっていくのだとか・・・

 

当方も、同じ考え方で、U理論とLSP®︎の組み合わせでアプローチしたことがありましたっけ

blog.shinyamamoto.com

 

つまり、最悪の未来を想定することで、現在とのGAPを可視化し本当に大変だということを認識し理解し、行動できる一歩を発見し方向性づけしていくわけです


いまの若手社員には、たとえリスクを取っても、新しいことにチャレンジして世の中を変えていきたいという強い思いを持った人材が多い。そうした若者の変革意識や意欲をうまく採り入れながら、『変わり続けていく会社』をつくることが、いまの日本企業には求められているのではないでしょうか」

 

前出の澤谷さんのお言葉です

まさに!

 

 

----------
製品ではなくプロセスを再定義せよ
----------
話が飛びますが、流行のデザイン思考を導入
ワークショップを社内でやっていても・・・

 

なかなか(というか全然)イノベーションが起こらない
そういって困惑している人が、少なくありません

 

当然です・・・

 

問題の(再)定義が、うまくいってないのです

 

自身、凄く好きな事例がこれ↓

biz-journal.jp

 

GEのエンジニアDoug Dietzがデザイン思考を取り入れ、自社のMRIイノベーションを起こします

 

といっても、スペックや使用感の改善や進化ではありませんでした

 

彼は病院や職員、患者さんとのインタビューから、特に子供がMRIの「大きな音」を怖がり、じっとしていられない為に鎮痛剤を打たれている、という事実を思い知らされます

 

そこで、彼はMRIまでの動線を、子供が喜ぶアドベンチャー風にアレンジして、MRIに入る際は「海賊船の船長に見つかってしまうから、静かにしていようね」と子供に言って検査に臨んでもらいました

 

すると、8割の子どもに必要だった鎮痛剤は10%に激減

 

さらには、実際MRI検査後に子どもたちは「ママ、明日もここに来てもいいよね?」と言うくらいの意識変容が起こっていたのです(*1)

 

凄いと思いませんか?

 

まさに、これこそ自身が医療者や介護従事者と、患者・利用者、そして業界内外の研究者・エンジニアやビジネスパーソンをひとまとめにごちゃ混ぜにした上で、行いたいことなのです

 

テクノロジーに注目が集まりすぎるきらいがある昨今ですが、・・・

 

デザイン思考の本質でテクノロジーを活用するためには、十分な「観察と学び」が必須です

 

つい最近も、同じく病院で素敵なデザイン思考(であろう)が実践され成果が出て来ました

blogos.com

 

こういうのを、製薬企業や医療機器メーカーと一緒に、創造してみたいのです

 

当方らにご依頼いただければ、明日から即動けますよ(御社とクライアント病院長への説明・説得も含めて承ります!)

 

 

----------
異業種格闘技に持ち込め
----------
本日の1Shotは、参加したセミクローズドなMeetupの一コマでした

 

製薬企業TとA、そして某IT大企業Dとがタッグを組む、デジタルヘルスを盛り上げるイベント

 

今回は、某厚労、総務、経産の3省からお三方がひな壇にならんでのパネルディスカッション

 

ここで出たキーワードこそ
異業種格闘技戦

 

参加者は当然ですが、製薬企業や業界内のメーカーが殆ど

薬機法や慣習、手続きには精通しています

 

製薬や医療機器業界の中で閉じずに、外へ出る勇気と覚悟を持って動くべし、とハッパをかけておられたのが印象的でした

 

周辺業界(家電、機械、etc...)のヘルスケア参入は良くあります

 

本日も、村田製作所が米国スタートアップを買収し、医療分野を3本目の柱にすべく積極的に動き始めました

ma-times.jp

 

 

業界内で言えば、流通の本気度が上がって来てはいるようですね
なんと製薬企業を買収し傘下に加えてしまいました

www.nikkei.com



 

薬価引き下げが毎年になる!?
利益率の低いジェネリック(後発薬)の普及

 

医薬品卸各社の収益環境は大変厳しくなり続けています

 

このため流通各社は事業領域を広げたり、物流の高度化を進めるなど、変化を恐れない動きが目立っています

 

製薬・医療機器メーカーはナカナカ現業/現状を超えての挑戦って、ないのです
最も危機感を持たねばならない業界の内側にいるにも関わらず、ですよ!

 

 

 

----------
結論として、2020年の製薬・医療機器業界の顔ぶれは、ガラリと変わっていることに間違いありません

 

それを理解し、今、変化を恐れず動けるかどうかでしょう

タイミングは今!

 

 


そうは言っても、・・・と動けずお悩みですか?
いい方法があります(笑)


具体的な方法は、最悪の未来を可視化し、チームをつくり学び合いを最適化させる、組織(再)構築ファシリテーター山本伸にご用命を!

www.shinyamamoto.com
(お問い合わせフォームにコメントください)

 

*1
IDEO創設者のTom KellyさんがTEDで語る中で、子どものためのアドベンチャーMRIについて語っていますよ

 


----------

【入門講座をスタート!】
第1期(7/26)ご受講者各位から、素敵なご感想を多数いただいてます

 

イノベーションの型を学べたことで、道筋がみえました。後は、型の量稽古をします。
・本を読んだ限りでは実践は難しいかなと思っていたけれど、きょうの研修で自分でもやってみたいと感じました。数をこなしたい。
イノベーションを起こすには型がある。これを数多く実践すべし。
・事前の使命の大事さがわかりました。
・型によって確実に、前に進んでいける感覚が少し理解できたように思う。それぞれの要素【章】においての気づきも今の自分にとっても、とても意義のあるものであった。まずは自分ゴトに活かして、外へ広げて行きたい。
・自分はできる!あとは数をこなすだけ。
・ステップに沿ってやることでイノベーションを起こせるように思いました。
・まず、やってみる。イノベーションを起こしたいときに起こすためにも、まずはやってみる。


第2期入門講座、9/20(Wed.)も大盛況!

ゼロからイノベーションを計画的に遅延なく、後戻りもせずに実現するファシリテーターの基本的なマインドセットを、実践・ロールプレイ・相互フィードバックにより学び合いませんか?
http://bmia-forth002.peatix.com
(既に終了...第3期、11月末〜12月初旬に企画中です)

 

 

 

【0から大組織でイノベーションを起こす方法】

9/27(Wed.) 故郷なので無料で貢献〜いまのところ20名!
https://www.facebook.com/events/1505646862827737/