組織活性化に、コミュニケーションの土壌づくりに効く!
異業種共創型でヘルスケア分野に
オープンイノベーションを起こしてみている
[Fri., 13 Jan, 2017] 定額制を含む音楽配信サービスを使い分けています。朝はRadiko.jpでFMラジオ、昼間はiTunes Musicでヒットチャートや好きなアーティストのプレイリスト、そして夜はamazon musicのジャンル別リストでボサノバやスムーズジャズ。今や、CDもMP3ファイルも不要なんです。ビジネスモデルの環境の変化を、身近なところで実感します。
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短期集中企画!
デザイン思考の巨匠達に、大組織でイノベーションを始めるための「デザイン思考」のエッセンスを問い、課題を抽出してみる、の巻(第5回)です。
最初にお伺いしたのは、元祖デザイン思考のIDEO、ティム・ブラウンさん
第2回、第3回は、慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)教授の奥出直人さん
第4回は、デザイン思考の雑誌を創刊、マーティ・ニューマイヤーさん
そして今回の第5回は、日本のみならず世界の第一線でご活躍、当方らのBMIAでもシニアアドバイザーをして頂いている紺野登先生(多摩大学大学院教授)をお招きします。
(2014年10月、BMIA設立記念パーティーにて貴重講演頂きました)
超多忙な先生にお会いする代わりに、御著書にお話を伺います(笑)
↓↓↓
紺野先生は大企業からイノベーションを創出することをミッションに活動するジャパン・イノベーション・ネットワーク(JIN)の代表理事、そしてフューチャーセンターアライアンスジャパン(FCAJ)の代表理事もお務めであり、自身伺いたいことは、いつも盛り沢山です(笑)。
ですが、今回はいつもと同様・・・紺野先生、
大組織でイノベーションを始めるためには、結局何が一番重要なのでしょうか?
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医療機器を開発したいが、・・・
・何から始めたらいいかわからない
・アイディアが出ない
・プロジェクトを始めたがつまずくことが多すぎて進まない
という皆様へ、先端医療機器の開発ノウハウを伝授!
2/7(Tue.) 医療機器開発成功の6ステップ
【2月7日セミナー】医療機器研究開発マネジメント(バイオデザインプログラムに学ぶ)
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大組織でイノベーションを始めるための超重要キーワードを3つ、ご教示頂きました。
1)「創造的組織文化」を構築する
・通常の企業活動努力のレベルを超えた顧客価値創出活動であり、組織内イノベーションが優位性の源泉
・デザインを通じて、人々の観点や思考が変わり、融合し、アイデアが生まれ、視覚化され、イノベーションが円滑に促進することが期待されている
<タタの事例>
1. 世界中のグルを招いて教えを請う
2. 欧米日のイノベーション企業を訪問し、学び、自信をつける
3. 少数のイノベーション・ワークショップを立ち上げ、徐々に数を増やす
2)「ディマンドサイド志向」による観察>概念化>プロトタイピング
・デザインとは、頭・心・身体を使った直感的思考である
・デザイン思考とは人間中心であり、発見的手法であり、アナロジーを用いて、・・・、つまり「知識社会デザイン」の典型
・ますます複雑化する社会において「もし〜だったら?」のたった一つの解を得ることは非常に難しいし、追い求めれば求めるほど二項対立が解消できない
・企業倫理と成長が相反するとしても、ディマンドサイド志向で「観察」から始め、それを概念化(仮説)し、プロトタイピングする=インタラクション主義を貫け
・質的研究方法論とは、具体的な事例を重視して、それを時間的・地理的な特殊性の中で捉えること。量的では捉えられない人間の生の現実を調査、研究するための方法論。
・個々の創造性よりも、社会的知力を用いる作業プロセスであり、チームや顧客との関係性を基盤とする現場的なアプローチである。
・これは思いやイメージなど、主観を共有する「場(ba)」がなければならない。
3)「場のリ・デザイン」
・イノベーションが起きない組織的閉塞感を打破するために「シナリオ・ベースド・デザイン」が重要であり、組織的に自らが変革するのだという覚悟を持たねば、描いたシナリオには意味がない
・閉塞感とは、多くの社内ルールやしがらみであり「重力の法則」が存在する
・イノベーションを抑制する重力から逃れるための「場づくり」が不備であるから、シナリオ・プラニングがありきたりだとか、受容されにくい
・デザイン思考で重力を打ち破ることができれば、マインドセットが変わり、変曲点を見極め変化を我がものにするような行動が始まる
・重力の法則から逃れるための「場のリ・デザイン」を意図的に起こす「フューチャーセンター」が、マルチステークホルダーによる時間的・空間的な筋書き(プロット)を描くことこそが、イノベーションの起点になる
・将来から現在を見る時、STEEP(社会・技術・環境・経済・政治)それぞれにおける深層要因(deep cause)が何かを見極めていく
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紺野先生(の著作)から、デザイン思考の歴史的な系譜、そして本質的な意義と必要性がすごく明確になりました。
20週間でイノベーションを起こせる組織開発プログラム「FORHTメソッド」の哲学が、正にデザイン思考を基盤とした組織的閉塞感の打破であることもハッキリしました。
さらには、FORTHメソッドは質的研究方法論に基づいたチーム・アプローチであり、思いやイメージを共有しプロトタイピングを共創していく「場」のデザインであるわけですね。
もう1点、シナリオ・プラニングによる介入は、イノベーションを抑制する重力からメンバーを解放し、自ら変革を起こす起点となることで、イノベーションが起こせる組織開発という旅に出発できます。
この直後にFORTHメソッドをスタートするならば、組織的なデザイン思考の実践が構造化されているため、計画的に、期限を決めての場づくりとプロトタイピングが可能となります。
これは、凄いことができるはず!
紺野先生、改めて大変お世話になりました
m(_ _)m
引き続き、他の賢人にも、同じ質問を投げかけてみることと致しましょう。
次回をお楽しみに!
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もし、あなたの組織内で
イノベーションを起こしたい!
ならば、まずは「読書会」から
始めてみませんか?
↓↓↓
なぜ、読まなくてもよい読書会なのに
参加者全員とすぐに仲良く一体感が高まり
盛り上がりすぎて帰宅が遅くなってしまうのか?
その答えは、ここに来れば明らかになる!
1/23 革新的医薬品 審査のポイント
2/16 病院経営の教科書
http://lmdp16feb2017.peatix.com/
2/20 医療機器開発とベンチャーキャピタル
http://lmdp20feb2017.peatix.com/
3/27 医療イノベーションの本質
http://lmdpmar2017.peatix.com/
読書会?
そうですよ!
日記バイオテクONLINEに、その効果効能が唄われていますよ!!