OIST & NewsPicksが主催する、DEEPTECHのイベントに参加
そのパネルディスカッションでしきりに話されていたが、「出島」戦略
基本合意する
>最近(今更ながら)拝読、自身もこれを目指すと固く決意
STARTUP STUDIO 連続してイノベーションを生む「ハリウッド型」プロ集団
- 作者: アッティラ・シゲティ,\QUANTUM.inc,露久保由美子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2017/10/20
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
大企業が「スタートアップになる」ことは、絶対にない
なぜならば、そもそも大企業(になってしまった昔のスタートアップ含む)は、オペレーションという役割を失ってはならない
数多くの顧客や社会に対する価値提案を、そう簡単に変えてしまっては、非常に多くの方が困り果ててしまうから
一方で、これまでのやり方が根底から覆されてしまい、Game Changersによる劇的な、革命的なビジネスモデルにより、自分たちが淘汰消滅させられてしまう危機を、多くの業界や個人が感じ取っている
社会課題も多種多様かつ増大、深刻度は増すばかりで、SDGsや人生100年時代だという政府からの強烈な煽りに、何とかせねばならないと焦るばかりの大企業
が、しかし・・・大企業がスタートアップのように動けることは、決してない(残念ながら)
>そんな記事もある(最近のモノはこちら↓)
とはいえ、やっぱり組織文化・風土は変えねばと思う役員さんや部門長さんへ
可能なことは、以下の3ステップだろう
1)熱量高い(がサイロに敢えて隠れる)志高き鷹、特にアラサー前後の若者たちをすくい上げる仕組み構築
2)ビジネスを迅速にデザインし取捨選択できる(多産多死をロジカルに進行できる)ビジュアル共通言語のインストールと、計画的新事業創出メソッドの進行により、年間10数個の顧客検証済みミニ事業案を創出>Go/No go判断で有望な事業を選抜
3)低予算でよいので「投資」だと割り切る資金を、 検証・選抜した複数の新事業開発に投入
これこそ、大企業における「出島」戦略を最大限に実践する、唯一のプロセスであろう
肝は何よりも「熱量のデザイン・マネジメント」
時間外扱・残業代無・書籍自腹持参、という高い壁(踏み絵)を乗り越えてやってくる組織内人財を、最大限に依怙贔屓し盛り上げ、強烈に惹きつける
そして彼女・彼らが自然と、持ち場で輝き発言権を増し、孤軍奮闘にならずに周囲を巻き込んでいく
これが大企業におけるイノベーション、いや、”We”nnovationの始め方なのである
(山本伸が実践している出島戦略:当方が入社した2017年9月以降の1.5年で、非公式出島に250名弱が登録され、社内外との共創活動も65回を超え、自身の運営する(一社)ビジネスモデルイノベーション協会の賛助会員となることが決まり(協会として第1号)、強力なパートナーシップを構築開始、急速にスタートアップLikeな人財を惹きつけ、Learning by Doingの風土を取り入れることに成功しつつある)