ヘルスケアや医療ビジネスを始めようとする人々がたくさんいる。
例えば「遠隔診療」とかオンライン診療、とか・・・
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00922/00001/?P=1
実は、オンライン診療にどう絡むか、という視点で始めるのでは能がない。
そうではなく、ビジネスモデル側に注目してみると、自社で何ができるか、すべきかを考えやすい。
つまり・・・自分たちの強み(リソース・ケイパビリティ)を認識して、誰とどう組み、お困りごとを持つ(既存)顧客に対して、何を提供できるか?これを探索・実験し創造していくことが重要。
J:COMの場合、強み(既存の契約口座・サポート部隊)にオンライン診療・薬局等をパートナーとして、既存顧客の中でも増加しているであろう「慢性疾患を抱えた高齢者」に提供できる価値を生み出そうとしている。現在のケーブル契約にアドオンするだけなので、収益化は難しくない。
強み+パートナー=提供価値>顧客の“不”を解消。
ということから、我々は何を学べるか?
うちでも遠隔診療を始めよう、というのはお門違いだ。
自社の強みをプラットフォームとして活用するとしたら、どうするか?
これをビジネスモデルキャンバスで、デザインしてみることだ。