20週間でイノベーションが起こせる組織開発メソッド

たった20週間で、バラバラだった個人を一つに束ねビジョンを打ち出す「組織開発」プログラムの赤裸々なノンフィクションあれこれ

コミュニケーションの土壌に欠かせない共感の創り方

「組織でゼロから始めるイノベーション5原則」を初期Appleのデザイナーから学ぶ

Lifehackerの記事からInspireされた、シンプルですが有効性が高い5つの原則を解釈してみました。


1)既存のものに基づいている

iPhoneは、最初のスマートフォンになるのではなく、スマートフォンを変化させた。既存のスマートフォンの進化である。

 

(Action item 1)
しばらく形が変わっていないものや、当たり前に使っている、行っていることに疑問を持とう。

 

 

 

2)目的を明確にする

ウォークマンが生まれたのは、ソニーの共同創業者である井深大さんが、出張先でも音楽を聞きたいと思ったから。

 

持ち運びができるよう極力小さくするという、主要な目的に沿わないものは、犠牲にすることをいとわなかった。

 

(Action item 2)

お客様の状況をいつもより注意深く観察し、結局、何が目的なのかを探索してみよう。

 

 

 

3)全員がイノベーターになることを期待しない

あらゆる役割が尊重されている場合のみ、その役割にピッタリの才能ある人が集まってくる。


そして、クリエイティブな役割を果たし、自分のアイデアだけを活かそうとする人たちばかりになることを避けるべし。

 

(Action item 3)
熱量は高い方がいい、一方で役割は複数あるので適材適所を思案しよう。

 

 

 

4)人が欲しいというものをあてにしない

世間の人たちが求めているとわかっているものをつくろうとしたら、流行に左右されたものや、すぐに忘れ去られるようなものをつくることになる。

 

(Action item 4)
原則は「Avoid no market needs...We should create what customers really want.」

加えて、気づいていないが、言われれば「それこそ欲しかったんだ!」と言われるようなモノをつくろう。

 

 

5)ただし、独自の調査はする

歯科用の椅子をデザインする際に、歯科大学に行ってみたら、学生の70%は女性で、前時代の男性の歯科医に合わせてデザインされた、サイズの大きな歯科用機器に悩まされているとわかった、という話がある。

 

(Action item 5)
今までの顧客とは異なるが、先進的だったり熱狂的なファンがいたり、若者(今後成長してメジャーな存在になっていく)に注目し、会いに行き話してみよう。

 


元ネタ↓

www.lifehacker.jp

 

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Every single person has a great idea. We should gather all the ideas from everyone in your team by using effective methods.

全員が発言し参加できること、これぞゼロからイノベーションを起こせる組織のキモ。差し当たり、実行できるメソッドはLSPだけだな。

(写真↑10/30某部門Kick offワークショップでの「最高のチームが生み出す価値とは?モデル)