総合病院は治療水準を向上させ、多様な医療ニーズをカバーしてきた。
しかし、外来患者しか扱わない一般診療所がサービスの範囲を広げている。
さらには、最近の企業内健診は「人間ドック並みの検査項目」を謳い、病院に行かずにすむようになってきた。
最下方には、年1回の定期健診を受けていない「健診弱者」を虎視眈々と狙うセルフケアが市場を拡大している。
ケアプロのワンコイン健診(現在は“セルフ健康チェック“に改名)の累計利用者数は、2020年4月時点で51万人を突破。
引用元)4章「優良企業がジレンマに陥るメカニズム」
医療イノベーションの本質―破壊的創造の処方箋 (碩学舎ビジネス双書)
- 作者:クレイトン・M・クリステンセン,ジェローム・H・グロスマン,ジェイソン・ホワン
- 発売日: 2015/05/14
- メディア: 単行本