医療法人の組織活性化に効く!
ヘルスケアのチーム・ビルディングに最適!
オープン・イノベーションメソッド
[Mon 31 Oct, 2016] 介護医療職って、いろいろな立場や資格の方がいます。そして職種同士の連携なくして、一人の患者さんの診断、治療、ケア、退院、在宅など支援は動きません。反面、職種ごとのタコツボ化が進みつつあり、看護は介護・福祉面のことがわからない、福祉は医療の勉強が足りない、など双方でGAPが広がりつつあるのも、今後の業界やテクノロジー、規制の変化を鑑みたとき、心配になります。
久々に、書評です
日本のイノベーションのジレンマ!
先週お招き頂いた医療キュレーター実践会の会場であった関西学院大学MBAの玉田俊平太先生の著作
つい先月のHBRで記事は拝読していて、気になっていたものの直接お会いした際に読んでいなかったという不覚(汗)
ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー 2016年 9 月号 [雑誌] (イノベーションのジレンマ)
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/08/10
- メディア: 雑誌
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まずは、以前から気になっていた今回の書籍、その場でポチッとして、週末に読了したわけです(大汗)
クリステンセン教授の愛弟子ということで、本書は「イノベーションのジレンマ」をわかり易く解説してくれます
プロのイノベーション・ガイドとして、当方にとって有益だったのは・・・
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医療・社会福祉法人の「運営」が
一杯いっぱいで疲れてしまった
リーダーは、すぐにリスケして!
(11/4(Fri.) 13:15- @銀座)
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自身にとって有益だった3つのポイントです
1)イノベーションの日本語は「創新普及」
革新的な製品・サービスまたはプロセスの開発を目的とする、という定義から本書では、イノベーションを「プロダクト(製品)」「(組織内の)プロセス」、そして製品もサービスも変わらないが消費者のマインドが変化することで行動が変わる「メンタルモデル」イノベーションという概念を提唱しています。
そして、技術革新では狭すぎるイノベーションの日本語訳を「創新普及」と定義しています。これはわかり易い!
2)一般顧客の求める水準を超える性能を追うな
日本企業の実例を交えながらテレビ、スマホ、そしてデジカメの破壊的イノベーションについての歴史的変遷が考察されています。自身、事例として最近ヘビロテの「コダックvs.富士フィルム」についても、事情が詳しく解説されていて安心できました(汗)。
クリステンセン先生の「所有ではなく、その製品から何らかのサービス(便益)を受けるため」に、顧客は製品・サービスを雇う、というJOBS理論もバッチリ、よく分かります。
3)破壊的イノベーションが起こる7つのステップ
イノベーション3つの基本戦略(新市場、ローエンド破壊、持続的)、アイデアを生み出す環境、ニーズ発見と明確化、成功するブレインストーミングと破壊的アイデアの選定、組織論から買収、そしてビジネスパーソンが持つべきイノベーター資質まで、大局観と具体的な戦略までてんこ盛りの7ステップ。
ココではスタンフォードのd.schoolとBiodesignが取り上げられており、既に5回もの読書会型ワークショップを実施したBiodesignプログラムが、破壊的イノベーションを起こす基本のお作法として、分析され引用されていることが自分のことのように大変嬉しいです(自身にとって、何の得にもならないのですが・・・爆)。
本書の「おわりに」述べられている事実は、ビジネスパーソンにとって避けてはならないのです。要約してみますと、こんな感じでしょうか・・・
マネジメントの知識の半減期は10年
30年後にはシンギュラリティがやってくる
我々は機械を知り、共に価値を生み出すために、
その能力を「知力のレバレッジ」にして
さらに学び続け、変わり続けなければならない。
生涯学習を続ける人生
ライフロング・ラーニング・コミットメント
心に刻み、精進を続けましょう
玉田先生、ありがとうございます
m(_ _)m
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決して強制ではないカタチでの自然な自己開示と、
他者の思考や立ち位置を知り合うことができる
レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッド
その結果、経験や職位を超えて、
チームのメンバーがお互いに「聞ける」「言える」環境を
短時間で整えることが可能である
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