20週間でイノベーションが起こせる組織開発メソッド

たった20週間で、バラバラだった個人を一つに束ねビジョンを打ち出す「組織開発」プログラムの赤裸々なノンフィクションあれこれ

コミュニケーションの土壌に欠かせない共感の創り方

普段の相談事や、同僚とのランチの時に聞く愚痴に、アドバイスをする最も簡単な方法

医療法人の組織活性化に効く!
 
[Tue., 13 Oct, 2015] とある機会に自身のリソースを棚卸ししました。気づいたのは、自身「描く」のが好きだったということ。故に、個人的に意識して続けているのが「手描き」。これ、転職にもキャリアチェンジにも、自己実現にも、人生設計にも、さまざまに活用しています。一度、この経験や知識を棚卸しをして発信してみようと考えました。
 
そこで、自身がノートを書く・描くときに行っている「線引き」に注目し、方法と事例を公開してみます。
 
今回は、 線1本で目標設定する方法をご紹介します。
 
部下や同僚との年次面談や目標設定をしている時を想像してみてください。
 
相手の話にまとまりが無く、ズルズルと時間が経ってしまって「結局、アナタは何を言いたいの?」「それで、結論は何?」とおもわず言ってしまうことはありませんか。
 
そんな時、相手の目の前に一枚、白紙を用意して、真ん中に1本の線を引きます。
 
そして「今のあなたの状況と、それをどのようにしたいのか、それぞれ書いてみて」とお願いしてみましょう。
 
なぜ、線1本で良いのか?
その背景にあるのは・・・
 
相手がなかなか「結論」を言わないので、もどかしくなっちゃいますよね?
 
そこで、先の白紙を真ん中で2つに区切り、左側に「前」、右側に「後」と書いてあげてください。
 
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こうすれば、相手は「現状」と「理想(こうしたい、という要望)」を自分の中で整頓できるのです。
 
結論として、その紙の右側に書かれた「理想」を先に聞き出すことが出来ますから、目標設定のために「現状」とのギャップも明確になります。
 
もちろん、これは目標設定のみならず、普段の相談事や、同僚とのランチの時に聞く愚痴に、アドバイスをして差し上げる時にも有効ですヨ(笑)。
 
さぁ、まずはあなたも、明日のランチにはコピー用紙と黒ペンをポケットに忍ばせて行きませんか?
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ところで・・・
 
お金では解決できない、病院内の多職種間連携、コミュニケーション、人財教育にお悩みを抱えるリーダー、経営者さんにおすすめの情報です。
 
当方が実際に介入している施設・法人での組織活性化事例に加えて「未来を語る」時間の重要性、「場」作りの方法や、コミュニケーションの実施例をお見せします。
 
また、職員さんとのコーチングで皆が「笑顔」で「元気」になれる「レゴ® シリアスプレイ® メソッドを用いた対話術」も体験できますヨ。
 
イノベーション経営に欠かせない「共感」の創り方、語りませんか。
10/23(Fri.) 第4回 @東新宿にて