医療法人の組織活性化に効く!
ヘルスケアのチーム・ビルディングに最適!
オープン・イノベーションメソッド
[Sun., 23 Oct, 2016] 昨日のワークショップ進行の振り返りをしました。たくさんの失敗はあれど、良かったことも(無理やり?笑)見出せました。早速、リベンジと提案を進めますよ。大きな学びは、準備と進行は、基本に忠実しないとやっぱり、上手くいかない。変える時にはテスト&フィードバックで学習した上で臨まないといけないですね。ビジネス開発も、プロジェクトマネジメントも、何においても同じことですね。とほほ・・・。
相手の強み、こだわり、良さ、・・・
自分が知らない、他者が知る自分を相互フィードバックで教えてあげよう
遊びながら、笑いながら自然と相互信頼と相互支援の基礎が出来上がるのも、レゴ®︎シリアスプレイ®︎の特長!
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イノベーションを起こしたい、しかし・・・
難しさを感じている組織のリーダーは、
自身の業界の外へ視野を広げてみるべし。
普段では出会うことがない、読むこともない、
他業種の人や書籍からも
広く学び気づくことがある。
特に、組織や人のマネジメントに関しては
スポーツの世界から学べることが多い。
今回は、リオ五輪でもメダル獲得!
日本卓球の大躍進を支えてきた
元日本代表監督、村上恭和さんから学ぶ
「権力の手放し方」
なぜ、権力を手放せばイノベーションが起こせるのか?
その理由とは・・・
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医療・社会福祉法人の「運営」が
一杯いっぱいで疲れてしまった
リーダーのあなたへ
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なぜ、権力を手放せばイノベーションが起こせるのか?
その理由とは・・・
1)初めから「市場は世界」
荻村さんはよく「国際競争力」という言葉を使っていました。ありとあらゆることを、世界レベルで考えようと。「強化本部」という組織の名前も、「国際競争力向上委員会」と名前を変えてしまいましたからね。組織の名称に「国際競争力」という言葉を入れることで、もう潜在意識に刷り込んでいこうと(笑)。それくらいに「世界を見ることが大事だ」と訴えていた。
コンビニのレジ、居酒屋のフロアスタッフ、浅草や寺院の参拝者、・・・今や外国人の姿は日常的で何も珍しくはない。
売上、或いはインパクトが大きなイノベーションを起こそうという際には、人口が減少し始めた日本だけでなく当然「世界」を視野に入れなければならない。
2)手放すから、更に高いレベルを要求され自己研鑽する
一方で、「監督が選手を選ぶ」という時代を終わらせたともいえます。これは監督にとって、なかなか勇気のいることですよ。「監督が選ぶのではなく、ワールドランキングの上位者が自動的に代表に選ばれる」となったら、ある意味で監督の「権力」は奪われますよね。選手はみんな「自分のランキングで選ばれたんだ」と考えますから、監督の言うこと聞きませんから(笑)。
(中略)重要なのは、強い選手を生み出す「仕組み」をつくることにある。そして、監督は個性的な強い選手を上手にまとめていく。「権力」を手放したからこそ、高度なマネジメント力が求められるのだと自戒してきました。
組織力の基礎は「個」のチカラ。サッカー日本代表でも、この議論がしばしば取り上げられる。イノベーションを起こせる組織にも、同じ法則が当てはまる。そして能力だけでなく「多様性」が重要であることが前提であるのも、言うまでもない。
3)結果を出せるのは「なぜ成功したのか?」を真剣に考える
成功したものについて「なぜ成功したのか」を真剣に考えれば、その理由が見えてくる。そして「どういうことをすると成功するのか」が見えてくる。それを人より先にやると、結果が出る。結果が出れば、世間がついてくる。世の中、そういうものだと思います。
イノベーションを起こし始める際、最初に行うことは「先行事例の調査」であり「先進テクノロジー」の発掘・探査である。
これらが「なぜ成功したのか」「どうして生まれたのか」を研究し、どうすれば上手くいくのかを学び活かすのだ。
先入観を持たず「なぜ成功しているのか」を観察し、研究し、傾聴しじっくり学ぶこと。これぞイノベーションを起こすアイデアを出す前にすべき準備。
今回の記事の出典はこちら↓
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一言でまとめれば・・・
視野を広く、レベルアップを続け、前例の成功法則を研究しいち早く実行する。
特別に難しいことではない。
広く良く学び、速くやることが大切なのだ。
一方で、これが出来る人は案外少ないので、目立つ。
前例にないことをすると「常識から外れている」と反対意見が出てきます。でも、反対されることを前提に考えているくらいでないと動けません。当時、関係者にも反対意見がありました(村上監督)。
では、どうすればよいか?
村上監督は「ただ、実行するだけ」だと言う。
法律を破るわけじゃないんだから、思い切ってやったほうがいい。万一ダメだったら、責任を取ればいいだけ(村上監督)
広く良く学び、先行事例を十分に研究すれば、上手くいくやり方は必ず見つかる。
成功法則が見つかるまで、研究し続けなければ、十分な準備だとは言えない。
そして、確信が持てなくても「まずやってみる」ことだ。
実行してみて初めてわかることがある。
何が上手くいったのか?
本当に上手くいったのか?
もっと上手くいかせる方法はあるか?
上手くいかなかったことは何か?
どうすれば良かったのか?
変えるならば、どうすればよいのか?
この「振り返り」-> 「再挑戦」を繰り返すことこそが、
成功のレシピ発見の肝である。
そうは言っても、ウチのボスが権力を手放すわけないよ・・・
とお悩みでしょうね(汗)。
いえいえ、ボスや組織と戦ってはいけない。
まずは聞き役に回ろう。
話を引き出すのだ。
相手が困っていることは何なのか?
何に時間を費やしているのか?
何にお金がかかってしまっているのか?
本当のお困りごとを「発見」してあげよう。
問題の本質が見えれば、解決のアイデアは自然と見つかることが多いのだ。
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聞き役になりたい・・・
上手く聞き出したい・・・
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