20週間でイノベーションが起こせる組織開発メソッド

たった20週間で、バラバラだった個人を一つに束ねビジョンを打ち出す「組織開発」プログラムの赤裸々なノンフィクションあれこれ

コミュニケーションの土壌に欠かせない共感の創り方

メンバーの価値観がハッキリ分かり、お互いに深く感心してしまう方法とは?

医療法人の組織活性化に効く!
 
[Fri., 16 Oct, 2015] とある先生のご紹介で、近くの特別養護老人ホームを見学。地域に根ざし、周囲の保育園や障がい者施設など他法人との連携、食に対する多職種(歯科医+介護職員1,2名だけでなく、7,8名のチームでの)アプローチなど感心しきり。所変われば、学べることも多いですね。
 
さて、今回のテーマは価値観の共有
 
そうは言っても、難しい理論を持ち出すのではなく、本を読む必要もなく、1人あたり2分程度、話をするだけでチームの全員が「なるほど〜」と感心しきりの場を自然と生み出す方法をご紹介します。
 
なぜ、価値観を共有するのか?
その背景にあるのは・・・
 
誰もが皆、憧れや好きな人、理想像を持っています。
歴史上の偉人、ベストセラー作家、創業社長など凄い人であるのも大いに結構。
 
或いは、大好きなマンガや小説の主人公、大ファンのグループリーダー、毎日聴いている歌の作詞家、などなど、熱狂的に好んでいる人とかキャラクターって、いますよね。
 
これは、その人の特徴や思考がかなりよく分かるのです。
 
そこで以下のように、会議に参加しているメンバーの価値観を、極めて短時間で共有してみましょう。
  1. 全員に付箋(大きめ)を配布
  2. 5分ほどで、各自が尊敬する、憧れの、もしくは熱狂的に好きな人、キャラクターなどを3人(時間がない場合は1分で1名)、理由と共に書き出す
  3. 1人ずつ、書き出したものを共有する(2分程度ずつ)
f:id:shyamamo:20151016172348j:image
(こんな感じです: 1分で1名バージョン)
 
相手のことを手っ取り早く知ることができる手段です。
実は、この方法・・・以前「チームの書棚」でご紹介した書籍の中に出ていたアイディアなんです。
 
コレを行うことで、相手があげた偉人やヒーロー、キャラクターに自分も共感したり、同じ理由に安心したりすることがあるでしょう。
 
結論として、お互いが感心し合う、安心できる、そして価値観を尊重しあえる関係を、極めて短時間で構築するキッカケが出来上がるのです。
 
あなたもまずはこんな風に、来週の朝のカンファ前に、メンバーに問いかけてみませんか?
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そうは言ってもワタシ、好きなアーティスト発表するなんて恥ずかしいよ(誰も知らないだろうし。。。汗)!
 
はい、そうおっしゃると思っていました(笑)
 
だから、まずは何でも言い合える、
言っても良い環境を整えませんか?
 
それには、単なる話し合いではなく「TOOL」を使うのです。
それはTOY、遊び道具です。
難しい論理やテクニックは不要です。
 
当方が実際に介入している施設・法人での組織活性化事例を踏まえて、「対話できる」時間の重要性、「場」作りの方法や、コミュニケーションの実施例をお見せします。
 
イノベーション経営に欠かせない「共感」の創り方、語りませんか。
10/23(Fri.) 第4回 @東新宿にて