医療法人の組織活性化に効く!
イノベーション経営メソッド
[Sun., 18 Oct, 2015] 昨日から、大阪にてレゴ®シリアスプレイ®を用いてのワークショップを連続して実施しました。昨日は名言が生まれましたよ!「"手"は口ほどにモノを言う」。
今回は久しぶりの
チームの書棚
【どこで勝つ?何をする?言える化+共創すればWin-Win!】
当時の新規事業(つまり、まだ傍流)であったプリンタ事業を率いていた筆者を「そういえば、キミは端っこのほうを一生懸命走っていたな」と振り返る役員OBの言葉に、「端っこを走っていた」アスリート社員にも目配りして頂いた、と感動する筆者。
リーマン・ショック直後の2009年4月から5年間、同社の代表執行役社長として、「持続的に成長できる会社を目指す」を旗印として掲げ、成長戦略の推進、事業の転換、グローバル経営の進化に取り組んだ血と汗と涙の実録です。
本書から、良きチーム、そしてリーダーが学ぶべきポイントを3点取り上げてみました。
- 対立してしまっている場合、どうするか?
- 幹部研修の肝とは?
- 戦略に行き着くために実行したこととは?
1.対立してしまっている場合、どうするか?
・対立を管理するための「チームワーク」
解決のために有効なのは、問題に対処する一方で、チームワークを強める基礎を築けるアプローチが重要
>より大きな共通の目標を持たせる・・・チカラを合わせないと達成できない
>双方Win-Winとなるには?これを話し合わせる -> 交渉姿勢が大事
因みに・・・対立を予防する基本ルール(p.30)
1)批判するなら改善案と共に発言する
2)個人攻撃、アラ探しはNG
3)生産性の低下は許されない
4)敵・味方を分けるような方向性は無し
2.幹部研修の肝とは?・・・準備と覚悟
・最大の目的・・・自分のチームへの貢献+グループ全体のために何ができるか?
>グローバル全体最適の発想ができること
>GEP*1〜自分の組織への貢献に加えて、横連携が重要
>内容・・・トップの情報・方針開示、お客様へのコミットメント、行動スローガン、ビジョン、6つのバリュー
・リーダーとは・・・?
- ビジョンを定める
- 対話を促し、共有する
- ゴールに導くためにポジティブ思考であり、人への関心・配慮を持つべし
EPDプログラム*2の実際
1)講話・・・外部の経営者を招聘
2)何を学び、どう活かすかをレポート
3)ぶつかり稽古セッション(部門トップになりきって仮想のビジネス・ケースに対する戦略構築)
4)プレゼンテーション「経営者として、何にどう取り組むか?」
期間終了後、個別コーチングとフォローアップ
3.戦略に行き着くために実行したこととは?
・他社と違う生き様を定義 -> ジャンルトップ戦略
<小規模病院組織のナイストライ、のために・・・>
・対立を予防する基本ルールを、模造紙に大きく書いておき、会議・ミーティングの前に提示する
・リーダーの資質(チームへの貢献+グループ全体への貢献)を定期的に振り返る
・多様性=多様な意見を自由闊達に話せる=言える化の推進
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ところで、今の職場が大好きで、何かを変えたい、何かしたいと思っているイノベーターのあなたへ。。。
ランチ時に「ブロック」を用意して、遊びながらも「真面目な」話題を、話し合ってみませんか?
「今日だけは、いつもとは違う非日常を楽しみましょう!」と声をかけるために・・・
当方が実際に介入している施設・法人での組織活性化事例を踏まえて、「未来を語る」時間の重要性、「場」作りの方法や、コミュニケーションの実施例をお見せします。
また、病院職員さんとのコーチングで皆が「笑顔」で「元気」になれる「レゴ® シリアスプレイ® メソッドを用いた対話術」も体験できますヨ。
イノベーション経営に欠かせない「共感」の創り方、語りませんか。
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10/23(Fri.) 第4回 @東新宿にて