医療法人の組織活性化に効く!
[Thu 7 Apr, 2016]
新年度、出会いと別れ
なぜ、選んで来てくれたのか?
なぜ、辞めて去って行くのか?
退職の理由は、建前だ。
給与が見合わない。。。
能力が発揮できない。。。
やりたいことをやらせてもらえなかった。。。
実のところは、なぜだったのか?
本音をあぶり出すことは、とてもムズカシイ。。。
重い話から始まって恐縮だが、日常業務・臨床で向き合う問題も、同様に建前でやっていないか?
他の職種、他部門の担当者と一緒に進める業務が多い中、こんな独り言を心中、呟いているのではないだろうか
本当は、こういう風にやればいいのに。。。
本当は、Aさんにやって貰えばいいのに。。。
本当は、奥様の家族を呼べばいいのに。。。
「言えない」から「言わない」
単純なメカニズムだ
心理的安全が、チーム・組織のパフォーマンスに大きく影響するという研究結果も出てきている
当然だろう
人間の防衛本能だから。。。
そのままでいいのだろうか
本当に、助けてあげたい
本当に救いたい
本当に、楽になってほしい
真剣に相手を想うならば。。。
真剣に任務を全うしたいならば。。。
真剣に組織を、お客様に喜んで欲しいならば。。。
「覚悟」と「勇気」を、持たなくてはならない
イノベーションは、この2つを前提に始められるのだ
さて、本音をあぶり出すのは、簡単ではないが、不可能ではない
それは適切な観察と、状況を説明できるツールがあるから
「今」相手が行っている一番重要な仕事、役割、タスクは?
どれくらい重要ですか?
どうしてですか?
なぜですか?
こんな単純な質問を重ねていくだけ
そして、相手の言葉をメモして並べるキャンバスの存在
これだけで、相手の
本当は、・・・
実は、・・・
がみるみる炙り出てくる
不思議だが、ロジカルな方法なので、誰でも数稽古次第で、マスターできるのだ
バリュー・プロポジション・キャンバス
開発者から、直接学び知る機会
ココ日本で、京都で、本日開催
雨の京都は桜が散っても尚、お宝を発見できるかもしれません
↓
4/7(木) 13:30〜当日席、あり
実はこのValue Proposition Design、日本語版が発刊されてちょうど1年。
これは、出来るだけ速く、広く、伝えていかねばならない、日本発イノベーションのためにも!という覚悟を持った。
そして、読書会型ワークショップとレゴ®シリアスプレイ®メソッドを組み合わせて、顧客の「本音」をあぶり出す強力なステップを開発してきた。
述べ参加110名以上の「イノベーター」達のファシリテーター=ガイド役として、本書を読み解き、ブロックで顧客の状況を表現していただくと、皆、いろいろと気づくことがあったようだ。
全体最適で考えられたサービスに対する困り事を持った顧客(個客)への改善提案を提案する業務では、顧客の困り事ヒアリング方法や改善提案の考え方など「バリュー・プロポジション・デザイン」の手法が役立つと感じました。
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今までは「自分の技術を売れるところを探す」というアプローチをしてきました。今後は、今までの活動で顧客の候補となった層に対し、Value Proposition Designをしてみることで、お客様のホンネに響く価値提案に近づけると思います。
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考え方として、なるほどなという印象を持ちました。
モノやサービスが少なかった時代では、提供者が主導して経済が成り立ってましたが、モノ、コト、サービス、情報などあらゆるものが飛び交う中で、選択の主導が顧客に変わったことで、バリュー・プロポジション・デザインの重要さを革めて実感しました。
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VPキャンバスの使い方が理解できた。ペアワークは、単に新しいアイデアが生まれるだけでなく、やる人間の主体性を引き出す素晴らしい方法だと感じた。真似したい。
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解決とまではいかないかもしれませんが、BtoCで商品を売っている場合に顧客価値を追求していく一方で、問屋・小売店という中間にもうひとつの顧客がいるという状況に対してどうアプローチをするのかという点が気づきになりました。メーカーも小売店も顧客は一緒なのですが、この二つに対しては同じこともありますが、一方で違う配慮が必要なのかもしれません。その点も今後考えてみたいと思います。
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自分自身では、クライアントの想いを整理しやすくなる。
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バリュー・プロポジションキャンバスを使って今までの形とは違う提案、価値の提供を考えるきっかけになりました。
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新たな行動に向けて途中まで準備できたので、あとは引き続き仮説を立ててテストして検証していくだけ。ここまでできたのは大きな成果です。
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「お客様と一緒に考える」
そこから生まれるビジネスチャンスがあるという発想。
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今回学習したこのツールのポイントは、customer jobにあるのではないかということ(私的意見ですが)。
顧客の仕事、いわゆる顧客が何を求めているか?という部分は、その多くが意外としっかり把握されていないような気がします。私も自分の引き出しの狭さにある意味、とほほ・・・という感じでしたが、このcustomer jobの部分こそ重要になるのではないかと考えました。
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なぜ、これだけの気づきや学びが得られるのか?
自身のおかげなんぞ、これっぽっちも思っていない。
それは、ツールの素晴らしさと、その背後にある「哲学」が揺るぎないから。。。
その哲学、やっぱり開発者から直々にお話を伺うのが一番ですよね?
雨の京都は桜が散っても、お宝を発見できるかもしれません
↓
4/7(木) 13:30〜当日席、あります。
(Yves Pigneur教授と、ローザンヌのNespresso Cafeにて: 29 Nov, 2015)