組織活性化に、コミュニケーションの土壌づくりに効く!
異業種共創型でヘルスケア分野に
オープンイノベーションを起こしてみている
[Thu., 21 Dec, 2016] 来年2月に、2つの外部セミナー登壇が決まりました。そのうちの2つ目を紹介します。
「医療機器を開発したいが何から始めたらいいかわからない・アイディアが出ない・プロジェクトを始めたがつまずくことが多すぎて進まない」という皆様へ、医療機器の開発ノウハウを伝授!
新しい医療機器の研究開発マネジメント
■講座のポイント
国を挙げての医療機器開発加速のため、医療ニーズと中小企業のマッチングが盛んであるが、一方で、何年かかっても製品化に至らないものが少なくない。
また、異業種からの参入希望が最も高いのが医療機器・ヘルスケア分野であるが、法規制や業界常識を知らずに進めた開発が、気づいた時には手遅れの失敗により中止となったり、せっかく発売したのに全く売れない残念な状況が多い。
誰の課題をどのように解決するか、に時間と手間をかけつつ、計画的かつ迅速に進行できるイノベーション・マネジメントの手法が求められている。
【講座の趣旨】
医療機器開発の加速が望まれ、国が多額の予算を投入している。
また、医療の産業化を支援する職種連携プロジェクトや教育プログラムが目立ってきた。
一方で、医療機器の8割は外国産であり、日本発の医療機器は限られた分野での成功事例にとどまっているという現実に、変化の兆しは残念ながら見られない。
本講座では、15年以上に渡り成功事例を輩出し続けているスタンフォード大学のバイオデザインプログラムに着目した。
演者が外資系バイオ・医療機器メーカー3社で経験してきた失敗、成功事例を、このバイオデザインと比較したケーススタディを通じて、国内の中小企業やベンチャーが医療機器開発に成功するための必要十分条件を抽出したので共有する。
加えて、ヘルスケア業界や先端医療のイノベーションを実現させる要因、それを阻む壁についても講師の失敗経験や、他業種を含む成功事例を踏まえた具体的なポイントを共有する。
そして大企業と戦わずにイノベーションを実現する中小・産官学連携の可能性を、参加者と共に対話しながら、各々が明日から何をすべきかを持ち帰り、最初の一歩をすぐに踏み出して頂くことが、本講の最大の目的である。
■受講後、習得できること
- 届出機器、改良製品開発の着想から市場導入までの全体像が見える
- 新しいアイデアの作り方、育て方がわかる
- スタンフォード発の開発プログラムを踏まえた具体的なケーススタディ
- 計画的かつ迅速にイノベーションの種を生み出し事業化する方法
- 大企業と戦わない中小・産官学連合群のイノベーション戦略が立てられる
■講座のキーワード
- 開発薬事
- バイオデザイン
- ブレインストーミング
- ビジネスモデルキャンバス
- イノベーション・マネジメント
セミナー内容
1.はじめに
(1)健康社会イノベーションの必須3要素とは?
(2)組織でイノベーションを阻む5つの壁とは?
(3)イノベーションの成功が先か、イノベーター養成が先か?
2.医療機器開発成功の6ステップ~スタンフォード大学Biodesignプログラムに学ぶ
(1)なぜ医療機器を開発するのか?~ニーズ探索
1-1 なぜイノベーションを実現したいのか?
1-2 医療機器の開発により何を達成したいのか?
(2)誰のために開発するのか?~ニーズの選択
2-1 ステークホルダー分析
2-2 市場調査の方法あれこれ
(3)革新的なアイデアを出す~成功するブレインストーミングとは?
3-1 ファシリテーターの役割が最重要、それは誰がするのがベストか?
3-2 発散と収束を繰り返せ
(4)コンセプトを選択し明確化する~ビジネスモデルのデザインとテスト
4-1 薬事承認戦略と保険適用戦略
4-2 プロトタイプ製作の前にやっておくべきこと
4-3 最新のビジネスモデル・成功パターン
(5)やり遂げる覚悟はあるか~販売開始までの壁、壁、壁
5-1 知財を守る?特許戦略
5-2 臨床試験をしない?する?~開発薬事戦略
5-3 ビジネスモデルから考える保険適用
5-4 どこで誰がつくる?~量産化と品質保証
5-5 競合との差別化要因は?
(6)持続するビジネスを作れ~事業計画と出口戦略
6-1 収益パターンと財務モデル
6-2 事業計画はどこまで作り込む?
6-3 資金源と出口戦略
3.大企業と戦わずイノベーションを起こす「連合群」戦略
3-1 医療機器イノベーション成功への4つの道
3-2 開発から販売開始まで最速で進むための3つの神器
3-3 明日からできるイノベーションに向けての最初の一歩宣言
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ちなみに、1つ目はこちら
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