20週間でイノベーションが起こせる組織開発メソッド

たった20週間で、バラバラだった個人を一つに束ねビジョンを打ち出す「組織開発」プログラムの赤裸々なノンフィクションあれこれ

コミュニケーションの土壌に欠かせない共感の創り方

薬を売らない製薬企業の存在意義...なぜ薬が必要なのか?

異業種共創ヘルスケア・デザインで“We”nnovation を起こしてみているファシリテーター山本伸です

 

 

ヘルスケアや医療介護分野では、2025/2035を意識して動かねばならない宿命があります

 


2025年、地域包括ケアシステムの制定

2035年健康医療ニッポンを世界に認知させる

 


いずれも当局と有識者が、知恵を絞り創出したビジョンであり戦略です

 


また、製薬企業には「数で稼ぐのはもうやめなさい」というビジネスモデルの否定が、国からはっきりと突きつけられました(2018年3月)

 


もう、待った無し

 


2035年のビジョンを意識して、今まで通りのやり方を変えて行かねばならない、が、しかし...そう簡単には、マインドセットも行動も変わりません

 


だからこそ、今までとは全く異なる思考法やメソッドが必要なのです

 


その一つが「シナリオプラニング」

 


常套手段は「不確実性が大きい2つのドライビングフォース」を組み合わせて4つのシナリオを描くのですが、...

 


今まで金融同様かそれ以上に護送船団方式で守られてきてしまった製薬、医療業界にとって、ありえないこと=馬鹿げてて考える意味が無いと、無視されてしまいがち

 


故に、最初は“想像し易いが、意思決定を迫られている”因子を軸に、想定外があり得る=不確実性が大きな因子を掛け合わせると、自然な形で問題提起させることができますね

 


例えば...

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国民皆保険は、間違いなく何かを変えなければ破綻します

 

何かを変えざるを得ない、2020前後には動き始めるはず、ただしどちらが示されるかによって、全く異なる戦略が求められます

 


一方、石油の埋蔵量は、まだまだ未知の領域であり、かつ原子力の進退や自然エネルギーの開発状況が、価格にどう影響するか、どちらに転ぶかは不確実性が小さくは無い

 


ということで、この2つが絡む4つのシナリオを描く、さらに対象者に何を提供できるかを思案することで、自社はどう行った手を打つために、方向性を定めなければならない訳です

 


この一連の調査、対話そして意思決定こそ経営であり、持続する未来の創り方であるべきでしょう

 


とはいえ、自社だけではなかなか相手にされない、取り上げてもらえない、または既定路線のシナリオしか出てこないのが現実(泣)と容易に想像できます

 


我々が、業界内外を結んで異業種共創で“未来シナリオ”を描くお手伝いをすれば、そこに集う方は、何をすべきか、どういう手を打つべきかを所属先に持ち帰っていただけますね

 


やりましょう

 


2019年1月に体験会やって、2月から本格稼働しますよ~