20週間でイノベーションが起こせる組織開発メソッド

たった20週間で、バラバラだった個人を一つに束ねビジョンを打ち出す「組織開発」プログラムの赤裸々なノンフィクションあれこれ

コミュニケーションの土壌に欠かせない共感の創り方

質問づくりはアート(創造)であり、科学でもある

問いかけの仕方で、学びの深さは大きく変化する

 


良きリーダーは、良き指導者は、良きファシリテーターは常に上質の「問い」を立てなければならない

 


一方で、参加者や生徒、社員自らが「問いかけ」るチカラを身につけたら、あなたの組織・学級はどうなるだろか?

 


本書には、個人も組織も自立に向かう「質問づくり」のスキルとマインドセットが丁寧に書かれている

 


ちょうど昨年、HBRに掲載された論文「Question Burst」(解決策ではなく、質問だけを出していくブレインストーミングの手法)は、本書が基になっているのだろうか

 <2018年↓この号に掲載あり>

 


非常に似通っているが、本書は20年間の米国(ボストン)学校教育の中で開発され培われ、洗練されてきた効果的な「質問づくり」メソッドを、事例と共に惜しみなく公開している

 


その手順は以下の7ステップ

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1)「質問の焦点」(鍵)が教師・リーダー・ファシリテーターから提示される

2)単純な4つのルールが紹介される

3)生徒・参加者が質問を創り出す

4)Open-ended/Closed-endedを書き換える

5)優先度の高い質問を選択する

6)次にすることを計画する

7)振り返り〜学びは?どのように学んだか?どう応用できそうか?等

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質問を生み出していく中で、個々人の創造性(アート)を刺激しつつ、段階を追って綿密に練り上げられた「科学」的なプロセスであることが、大企業にもFitすることに間違いはない

 


なぜならば、Question Burstも非常に似た手法であり、自身、既に組織内で何度も適用し非常に有用であることを検証済である

 


ということで、本書も非常にオススメ↓

たった一つを変えるだけ: クラスも教師も自立する「質問づくり」

たった一つを変えるだけ: クラスも教師も自立する「質問づくり」