ビジネスモデルオリンピア2020「アートでひらくイノベーション」。
↑こんな様子でした。
昨年までとガラッと変わって、特に午後からは皆さんの距離が近く一体感が高まり熱く暑くなりました。
今年で6回目、継続することに意義がある。
それ以上に今年のゲストは今までにも増して強力!
(来年が心配になるほど・・・!)
アート、デザイン、即興劇、伝統芸能、美術史、場、知性、・・・。
キーワードが盛り沢山でした。
最も印象的だった3つのポイントを挙げるならば・・・
1)人間らしく働く、生きる
トップバッターの演者、山口周さんのお言葉より。
「正解を出す仕事を”ヒト“にやらせ続けることを、株式市場は早晩、許さなくなるだろう」
今や100万円のA.I.が365/24働き続ける時代に、(いわゆる)高学歴人財を500万〜600万の年棒で雇い、かつ1週間で5日40時間しか稼働しない+エラー率が(機械に比べて)高い、なんてナンセンス。
実際、投資銀行は10年前の100人が、今や3人になっている。
とある日本最高峰の法律事務所は、A.I.スタートアップを買収なぜならば、ヒトで1週間かかる文章チェックが1時間で終えられるから。
業界を問わず、何かを変える、挑戦する、コンフォートゾーンの外に半歩でも出てみる、ということが今すぐ必要な2020年ですな。
2)LEGO®︎ SERIOUSPLAY®︎ METHOD (LSP)の万能性
LSPにはデザイン、アート、サイエンスがバランス良く散りばめられている。
更には即興的な要素が非常に重要である。
つまり、意識的にでは無く「手」つまり身体的な暗黙知を重視して、論理的ではない知性をヒトに呼び起こさせる。
だから他の手法と明確に異なり、我々が答えにくい and/or 答えが様々議論が分かれてしまうような問いであっても、まずは個々人が考え始めれば良い、ということが出来る。
LSPって、本当に素晴らしいことを再認識。
3)学び続ける意味
午後に登壇頂いた、能楽師にしてゲーム会社の経営者、安田登先生の多才さと幅広い好奇心には、参加者一同が大いに刺激を受けていた。
自身、好奇心は人並み以上だと自負しているが、安田先生の足元にも及ばないことは明らか。
「温故知新」の解釈だけで30分間、もう完全にノックアウトされっ放し。
これからはアートも、そして数学がますます重要ですぞ。
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ご参加の皆さん、ありがとうございました。
今年は月1枚のペースで、絵を描きますぜ!!!