医療法人の組織活性化に効く!
[Thu, 10 Dec, 2015]
さて、今日は参加者全員が同じ時間、発言の機会を持てる方法をご紹介します。
ここ何回か、多職種での会議が上手くいかない理由を紹介して参りました。
同じヒトばかりがずーっと話している、とか、ヒエラルキーが意識されてしまって、アイディアがあっても「言わない」メンバーにお悩みである方が多いですよね。
そこで、以下を実行すれば、参加してる全員が順番に発言することができます。
なぜ、そんなことが出来るのか?
その背景にあるのは・・・
この方法は「スピーク&リッスン」と言います。
時間と順番を守り決められた時間枠内で、全員が発言の機会を持てる方法です。
やり方は単純です。
- 発言者(スピーク役)は、決められた時間、おおよそ1分〜3分間、話し続けます。
- 聴く側(リッスン役)は、途中で質問やコメントを入れるなど、遮ることなく微笑み、穏やかに頷きながら静かに傾聴します。
- これを、グループの全員が発言者として「スピーク」し終わるまで、繰り返します。
結論として、このやり方により全員が発言の機会を持ち、アイディアを共有することが可能です。
もしも言いたくない、言い難いことが含まれるならば、全員が無記名で紙や付箋に記入した後、一旦回収してランダムに再配布しましょう。
もらった紙に書かれたものを、読み上げることにすれば、他者の意見を代弁することになりますから、個人的な感情を入れることなく、客観的に全員が発言できるのです。
とっても簡単なステップであり、どんな会議にも応用できます。
さぁ、まずは明日の朝のカンファで「全員1分間スピーク&リッスン」を試してみてください。
但し、時間厳守で!
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以前とある医師の方からの問題提起があり、皆さんにもぜひご意見が伺いたく・・・
「職場コミュニケーション、どうしていますか〜?」
どうぞご自由にご記載願います(個人情報の入力不要、ご意見のみで結構です)
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