20週間でイノベーションが起こせる組織開発メソッド

たった20週間で、バラバラだった個人を一つに束ねビジョンを打ち出す「組織開発」プログラムの赤裸々なノンフィクションあれこれ

コミュニケーションの土壌に欠かせない共感の創り方

イノベーションが起こらないのは当然です、だって「変化」は怖いし「警戒」するのが人間ですから・・・汗

医療法人の組織活性化に効く!
イノベーション経営メソッド
 
[Sat., 19 Mar, 2016] 春の3連休、学びたい場所に凄く行きたかったのですがココの所出っぱなしでしたので家族サービス連休としました(汗)。息子を熱帯植物館に連れていく、青山パン祭り、回転寿司、等々の予定をこなしつつ、朝晩では遅れている(!)確定申告を提出せねばと・・・ブログ書いてる場合じゃない!?
 
 
さて、今回は「組織改革」つまりイノベーションを実現する方法について、年初のアンケート結果からたくさんのヒントを頂きましたので(遅ればせながら)ご紹介する第1弾です。
 
もし未回答でしたら、一言お聞かせください
↓↓↓
 
なぜ、あなたの組織は変われないのでしょうか?
 
年初に20名以上の方から、ご意見を頂きました。


 
当方、寄稿させて頂いたこちらにも、いろいろとキーワードが出てきます。

 

 

 
前回のご紹介後、さらに頂いた意見をご紹介しましょう。
 
イノベーションのリスクをおかす必要がない。特に、経営層は、イノベーションに対して、総論賛成、核論反対
 
個人として課題を感じている人物はいるだろうが、組織として、変革の必要性を感じていない可能性もある。縦割り構造の弊害もある。
 
上層部のまき込みが弱いイノベーションの必要性は理解しているが、実践的にイノベーションどのように起こすのか、具体的な検討・活動にいたっていない。
 
ルーティンの業務が多いため、イノベーションを起こすニーズを感じていないから。
 
現状の業務量が多すぎて、新しいものを取り入れる余裕が物理的・心理的余裕がないためと考えております。
 
現状からの変化を恐れている。新しいことへの警戒心が強いように感じる
 
 
必要性、具体的な方法、余裕、変化・警戒心、・・・そのココロは・・・
 
  • このままなんとか勇退したい、逃げ切りたい(というエゴ)
  • 結局、自身一人ではどうしようもない(と組織のせいにする)
  • どのように起こすのかわからない(ならば、本だってセミナーだって、いくらでも見つかるのに)
  • 自分の仕事がずーっと「ある」という幻想
 
いろいろ理由はつけられますが、一番の理由は「現状からの変化を恐れる、新しいことへの警戒心」であることは、人間の本能ですから避けられないわけです。
 
研究結果からも、明らか・・・

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なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践

なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践

 

 

 

 
では、イノベーションを起こせないのでしょうか?
 
実はヒント、たくさんご回答頂いているのです・・・
 
 イノベーション実現のためには、何が必要だとお考えでしょうか?」
 
 
プロのイノベーションの在り方(成功事例)を理解する事・・・
 
 
異分野融合。 組み合わせ、人材交流。 デザイン思考。
 
 
当事者意識と柔軟な組織、経営層の当事者意識と実行力と任せる力
 
 
5年、10年先のビジョンとそこに向かって進む推進力
 
 
ユーザの困り事リストと解決に必要なコストの試算、コストを上回る利益の設計と撤退基準の設定。
 
 
先行投資が出来る度量
 
 
フレーミングですかねえ。
 
 
・現状の会社にイノベーションが必要なんだと腑に落ちさせる
イノベーションを体験してもらう
 
 
儲からない既存事業を手放すこと。でも、これが気合いと根性で頑張ることが大好きな40〜50代部課長には出来ません。頑張って頑張って頑張って、それでも結果がです諦めかけたところに人事異動でまた新しい頑張るマン課長が現れるので、永遠に手放せません。
 
 
外部とのコラボレーションによるヒラメキ創出
 
 
肚を、決める事。
 
 
① イノベーションを受け容れない人間たちが、何もしないこと(現状維持)が自分たちの組織の存亡の危機につながることを情動で理解できるタイミングを見計らう事
② その時に、イノベーションを発動できる準備を整えておくこと
③ イノベーションを発動した際の不確実性を排除すること
 
 
職員の理解と、先見の目(リーダシップ)
 
 
本気と本音と思いやり
 
 
ビジョン
 
 
イノベーションを起こすぞという、個人のやる気、強い意思。
イノベーションを起こすことにより、世の中をどのように変えたいかの個人のイメージ、ストーリ、強い思い、他人の巻き込み。
イノベーションを失敗してもマイナスにならない、チャレンジすることが評価される企業風土。
既存ビジネスの部隊とイノベーションを起こす部隊との分離。
イノベーション実現のために責任がとれる経営層の存在。
 
 
課題意識の共有、変革を進める仕組み
 
 
ビジネスや仕事に対する危機感、組織・チームの一体感、リーダーシップ
 
 
組織に所属する一人一人がイノベーションの必要性を理解すること。
 
 
新しい事業をする必然性と目的が共有させること、行動に移す仕組みを作ることと考えております。
 
 
まずは今のこの状況を打開したいと思う人を増やす。
 
 
いかがでしょう?
 
 
きっとあなたも、上のようなご意見に、少なくとも1つには共感していませんか?
 
 
どれも重要なことですが、誤解を恐れずまとめてしまうならば、結局、3つのキーワードに集約できます。
 
 
「本気度」
「仲間」
「一歩踏み出す」
 
 
本当に変わりたい、変えなければという「本気度」を友人や同僚などに話し、同じ思いをもつ「仲間」を増やしながら「一歩踏み出す」...
 
 
結論として、あなた一人の本気が、仲間を含めて「皆の本気」に昇華していきます。
 
 
その結果、集団の「声」は影響度を高めていくのです。
 
 
発明は一人でも出来るかもしれません(エジソンも、中村修二さんも、・・・)。
しかしながら、組織改革=イノベーションは、決して一人では出来ません。

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さぁ、管理者・リーダーのあなた、まずは仲間を巻き込む戦略で、一人ずつ着実に仲間を増やしてみませんか?
 
そうは言っても、何から始めればいいのかなぁ・・・とお悩みですか?
いい方法があります(笑)。
 
 
社内/グループ勉強会です
 
 
しかも、事前準備や調査は不要。
その場で全員が参加し、学び合い一気に盛り上がれます。
 
極めて短時間で、周囲を巻き込めるファシリテーターになりませんか?
組織内ファシリテーターになれる最もシンプルな方法を伝授します。 
大阪 4/2(土) 10:00-19:00 あと3席
 
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以前とある医師の方からの問題提起があり、皆さんにもぜひご意見が伺いたく・・・
 
「職場コミュニケーション、どうしていますか〜?」
 
どうぞご自由にご記載願います(個人情報の入力不要、ご意見のみで結構です)
 
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3/24(木) ヘルスケア・オープンイノベーション研究会を始動、トライアル第2回!
 
 
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