医療法人の組織活性化に効く!
イノベーション経営メソッド
[Thu. 30 Jun, 2016] これから札幌に向かいます。7月19-20日に北大で実施されるBiocamp2016のプログラム・ワークショップの進行を担う1人として内容の打ち合わせ、凄い先生方との顔合わせです。プロのイノベーション・ガイドにはこういう仕事もやってくるのが醍醐味の一つです。そんなプロとしての心構えやノウハウを出し惜しみなく書いてしまった最強ガイドブックを20分間で読破し、お望みのワークショップがデザインできてしまう「院内研修ワークショップ・デザインBootcamp」でもやりましょうかね(ダウンロードなら無料!!!)
http://3rdpath.org/activities/workshop/manual/
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4/21にKick-offワークショップからスタートした大誠会イノベーション・プロジェクト
「認知症300PJ」
当方、FORTHメソッド公認ファシリテーター(日本人第1号)として取り組む本プロジェクトです。
Kick-offで一体化したチームは、イノベーション探索で最も困難が多い6週間の「観察と学び」島にて、多くのインプットで視野を広げ、新たなアイデアが溢れ始めたところで「アイデアを出す」島に上陸。
2日間の集中ブレインストーミング合宿で、爆発的にアイデアを発散。
使命に基づき、15個の新コンセプトを選抜、さらにWho(誰に)?、What(何を)?、How(どうやって)?の3つを明確化した新コンセプト2.0にバージョンアップを完了し、次の「テストする」島へ向かいました。
上陸前に、これまでのイノベーション探検を振り返るために、レゴ®シリアスプレイ®メソッド(LSP®)を用いたプチワークショップを開催しました(小一時間)。
コアメンバー各々が、これまでで最大の学びだったことを共有し、個々がプロジェクトで果たすべき役割を立体化し、役割を認識。
そして、日々の仕事にも活かせる行動を宣言。
以下、振り返って頂いたメンバーの生の声を共有します。
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想いを共有し一人ひとりが違っていい。みんなそれぞれの役割を担うことで、チームになるんだということを皆に知ってもらう、そのために伝えていく。
(デイリハ・リーダー)
職場のメンバーのそれぞれの役割を考えて、それを活かした仕事をしてもらうという観点から仕事を依頼するときの工夫をする。
(在宅)
LSPでチームの役割が可視化されたら、プロジェクトのKick-offで選んだ7つのコアバリューが共有できていて、最初にKick-offをするとこんなに方向性が定まり、皆でまとまって進んでいくことができるのだ!
(連携室)
LSPの結果、チームにおける自分の役割が自身の中で明確になった。すなわち、全体のために自分がいて、自分のために全体がある。
(財務)
自身、いろいろな人に支えられている。経験が少なく、自分が一番若いからこそ、積極性が大事になる。
(OT)
自分の役割とは何かを考えることが大切である。それぞれの役割は何か、それを認めることを持ち場で活かす。
(連携室)
何かを作り成し遂げていくという役割や気持ちを言葉にすることで自覚できる。言霊だなぁと思う。思うだけでなく言葉にすると、努力をする気がします。言葉にすることで、応援してもらえると思います。
(相談員)
レゴで作ったものをつなげただけなのに、役割についてのコメントでは各々が、このプロジェクトでの役割を実感し、成長していることが印象的だった。それぞれに役割があって、1人ひとりが貴重な存在である。
(看護師)
[Reflection workshop by LSP method] We had a great time using LEGO® SERIOUSPLAY® Method to reflect our FORTH innovation method journey. We also re-confirmed each ones` role in our team. Now ready to go to TEST IDEAS!
これからも、プロジェクトの進行をリアルタイムで発信していきます。
7月末の終了まで、見守っていてください。
ち
な
み
に
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今すぐイノベーションを起こしたい真剣な方のみに、お伝えしたいことがあります。
なぜ、イノベーション・プロジェクトは上手くいかないのか?
どうして途中でちゃぶ台返しにあってしまうのか?
答えは単純です。
「ひとりのアイデア」から始まってしまうプロジェクトには、誰も振り向きません。
だって、自分のものではないから・・・想いは無いし、情熱を傾ける理由もありません。
トップの方針(本心!?)を聞かぬまま走りだせば、途中で止められるのは当然です。
故に、事業を起す当初から、市場をじっくりと観察し、
何を?
誰の為に?
どのような市場に?
どんな事業をつくるのか?
これらを上層部がしっかりと定義すること。
そして、ビジネスを担うひとり一人と共有した上でスタートを切らなければなりません。
この度、山本伸・Toynonがパートナーシップを組むLMDPにおいて、“FORTH”イノベーションメソッドを活用したキックオフ・ワークショップの体験版を開始します。
仮想事業の条件や目的を明らかにするというロールプレイを通して、ヘルスケア事業創出の基礎を学びましょう。
【プロジェクトマネジメントの手法を勉強することも大事だけど、プロジェクトそのものを上手く作る方法も知っておくべきだよ】〜これ迄にご参加頂いた方の声より...
・このような手法を提案すべきだと感じて、少し光が見えた
・浮かんだアイデアを深掘り、共有する前に否定することが多かった
・人の心理をよく見て創られたファシリテーションだ
・TOP層がまずは”使命”をつくり、コンセプトを提示すべきことは当たり前のようで見落としがちだと思った
・まずは上層部含めたコアメンバーとアイデアを共有することに活かしたい
・「一頭の馬」を見つけようとしていた
・組織として「なんとかしなければ!」という共通認識が必要だ
・Why? What? Which?…を深めることはとても重要なことに気づいた
・危機的状況ではないが、イノベーションを起こすためにどのようにトップ層を巻き込むかが難しい
・決定が覆されるのはしょうがないことだと思っていたが、予め予防することが大事だと思った
・ファシリテーター不在のミーティング・会議がスタンダードな為、どう持ち込むか工夫が必要と感じた
・ファシリテーターの存在と質の重要性
・FORTHを独学しただけでは、実際のグループワークの際、短時間で効果的なブレストができるとは限らない
・トップ層が何を求めているか洞察し、自身のパフォーマンスに繋げたいです
・イノベーションを起こすのに期限が決まっているのが驚きだった
・1人のアイデアを周りを巻き込んで「皆のアイデア」まで昇華させていくプロセスは、どんなビジネスシーンでも必要な手法だと思いました
・このような手法を提案すべきだと感じました
・全体像が明確なのでメンバーにはプラス
・人の心理をよく見てできたファシリテーションだ
・使命を決めることはとても重要だと認識できた
・社長の発想を具現化できるとかんじました
・イノベーションは「一人ではおこせない」という言葉は、まさにその通りだと思った
・ 組織でイノベーションを開始するには、全員が自分ごとのように感じさせる仕掛けづくりが肝心ですね
・全体のコンセンサスを得るのに有用ではないかと感じました
・ 実際にプロジェクトが実行に移されてからの推進力も向上しそう
単なるお勉強ではありません。
本気のあなたのご参加を、お待ちしております!
利根沼田のもぎたて野菜を、お土産に頂きました。