組織活性化に、コミュニケーションの土壌づくりに効く!
異業種共創型でヘルスケア分野に
オープンイノベーションを起こしてみている
[Tue, 20 Dec, 2016] 石巻専修大学の山崎泰央先生、マインドマップに始まり数多くの資格、スキルに相当な自己投資をされています。そして学生に着実にトレーニングを課し、自立学習の週間を身につけさせようとしています。そんな先生の講義を生で見て学ぼうと、石巻まで足を運んできました。
大学入試改革と共に、
アクティブ・ラーニングが全面的に
導入されると言われていますが・・・
このまま2020年になったら・・・
心配ですよね(大汗)
実は、2020年以降に向けて、
教員や講師は「ファシリテーター型支援」をすべし
と言われています
そんな未来の授業が、既に出現している!
石巻専修大学、山崎泰央教授の
「経営史」の現場を見学してきました
講義は月曜の1限(9:40-)
単位が必要だからか、朝一でも出席率は高い
講義の流れについて説明、指示を確認する山崎先生
15分間の「学生たちによる」授業
各チーム、分担して課題になっていたテーマを語っていく
スライドを使う・使わない?
追加資料を配布する・しない?
その資料はモノクロ・カラー?
発表は順番?ランダム?
授業の中で、他の履修者に「質問」し答えをまとめさせる?
・・・
全て、各チームの裁量により授業は進行していく
頼もしい限りである
山崎先生が何年もかけてマインドマップを取り入れてきている
それ故、学習と経験の場にすると、
お互いに学び合うためにどうすればよいか?
学生(全員とはいかないですが)の中で
自発的に考え始めるのでしょう
山崎先生と言えば、学生たちの授業発表の間は、
ふらふらしながらタイムキーパー役(笑)
笑顔で穏やかにしているのですが
実は、事前の準備に相当な労力をかけていらっしゃる
学生同士が、お互いのチームを評価できるように
ケースごとに「グループ評価票」を準備
授業の進め方、構成、内容、進行、チームの態度、
などなど0〜3ポイントで、
簡便に評価できるようになっています
そして、これがあるから
学生たちは、評価項目について
相手の発表態度や進行、内容について
注意深く観察せざるを得ないので
聴く力と、集中力が高まるのです
アクティブ・ラーニングとは、
先生が事前に汗をかきかき
準備に準備をかさねることで
当日は学生に任せて
余裕を迎えられる、ということか・・・
教え合う、学び合う
「AU授業」の肝が、腑に落ちました!
午後には、山崎ゼミの皆さんの読書会にJoinしました
18〜22歳って、こんなに若いんだ〜(汗)
ここではレゾナンスリーディングで学生たちが、超高速インプット
その上で自身が何を得たいか?
対話を続けました
意外と、静かそうな男子が
ラディカルな考えを発表しているのが、
よく聞こえました
書籍は「はるくん」からの献本だとか・・・太っ腹!
石巻専修大学、そして山崎ゼミ
そこにあったのは、
学び方の「再発明」
「そう上手くいきっこない・・・」
学生の無気力は、対処し難いですよね
とは言え、新しいことを始めるのは
苦痛であり、産みの苦しみを
味わなければなりません
結局は、学生を信じて
やるしか、ないのです
山崎先生だって、3年前から
地道にマインドマップを
講義に取り入れてきて、
ようやく普通に使う
学生が出てきているのです
最後に、アインシュタインの名言を
供覧しておきましょう