いわゆる戦略コンサルタントは、時代遅れも甚だしい
高額なFeeの割に上から目線の提案のみで、社内は何も変わらない
ただ、優れた魚の目による分析や時代の流れを示唆する調査結果は、これから我々が何を拠り所にするか、どうビジネスをドライブするかを判断評価する格好の材料だ
A.I.やIoTなど機械化・ネットワーク化の進化は著しく、人間が行ってきた仕事のうちの幾つかは間違いなく絶滅していく
そんな時代に、マシンやAIといかに協働し、価値を生み出していくか?
そんなことを深く対話できたのが「HUMAN + MACHINE〜AI時代の8つの融合スキル」であり、「絶滅危惧職種図鑑〜君たちはどう働くのか?」であった
全てをAIに置き換えられることは、決して起こらない
むしろ「ミッシングリンク」と言われる“人間+機械“の協働こそが、今、企業や教育現場で注目すべきポイントであり投資対象である
特に、大量生産・消費時代の”金太郎飴“人材の生産式教育は、既に終焉を迎えるべきものである
にも関わらず、公立・私立の学校(学力)格差が環境格差、能力開発格差等を助長し、収入格差や地域格差による不公平は無視できない
何よりも、金太郎飴生産時代の成績評価や入学選抜方式こそ、今すぐ破壊されるべきものだ
(計算・処理速度や記憶量の測定評価なんぞに、何の意味があろうか)
GoogleやAlexaが全ての知識と圧倒的速度による情報処理・計算能力を兼ね備えている時代に、都道府県庁所在地の暗記、加減乗除の単純計算、常用漢字の単純な繰り返し書き取り、等々・・・
小学生の柔軟で吸収力旺盛な「脳」を、こんな事に使わせてはならない
転じて企業側も、現代の最重要方針は「ダイバーシティ&インクルーシブ」な組織開発である
若手も年長者も、経験者も初心者も、健康な人も社会的弱者も、ジェンダーや国籍の違いも、全部「ごちゃ混ぜ」の環境が当たり前であり、個々人の価値観や働き方の多様性を認め合う時代
そういうカオスな状況においても、組織の方向性を一致させ、誰にどのような価値を提供すべきか、し続けれられるための組織体制・運営プロセスは、といった経営戦略を明快に示さねば、社員も周囲も誰もついていかないし、新たな優秀な人財も得られない
今こそ、受験塾から一旦離れて思考をリセットしよう
毎回のテスト点数の上下や、出来ないことばかりに注目し「何で前と同じことを、また間違えるの(怒)」とガミガミし、イライラし、疲れるのは、もうやめよう
個々人の「知性」と好奇心を高め広げるような教育に切り替えよう
機械をどう活かすか、どのように協働するか、自ら考え試し、諦めずやり抜くチカラを付けさせる・・・そんな方法を、家庭でも学校でも重視し尊重しよう
(って、家では言えないし、聞いてもらえないんだよなぁ......涙)

HUMAN+MACHINE 人間+マシン: AI時代の8つの融合スキル
- 作者: ポール・R・ドーアティ,H・ジェームズ・ウィルソン,保科学世,小林啓倫
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2018/11/23
- メディア: 単行本
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