20週間でイノベーションが起こせる組織開発メソッド

たった20週間で、バラバラだった個人を一つに束ねビジョンを打ち出す「組織開発」プログラムの赤裸々なノンフィクションあれこれ

コミュニケーションの土壌に欠かせない共感の創り方

たった3枚77分で2019年を振り返り、漢字一文字に凝縮してみたら腹落ち度が半端ないって。

明けましておめでとうございます。

今年もやっちゃいました「漢字一文字」振り返り(タイミングは、元旦の夜中からずいぶんとズレてしまいましたが・・・汗)。

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2015年からの5回目となり、振り返ると、たった一文字の漢字でもあっという間に1年間が走馬灯のように蘇ってくるから不思議です。


2015年は「悩」

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2016年「重」

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2017年「挑」

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2018年「認」

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ということで、2019年を凝縮させるべく、いつもと同じような7ステップに従って中間成果物を供覧しながら記録を晒してみます。

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1) A3 or A4サイズの紙に、ミニマインドマップで、ブランチを「1月」から「12月」と12本伸ばし、この1年に実施したこと、成し遂げたこと、心に残っていること、などなど順不同、公私混同、ジャンルもこだわらず、とにかく出し尽くす。手帳やGoogleカレンダーOutlookなどを見ながらやるといいです(が、懐かしくなって時間がかかり過ぎるところはご注意(笑))。

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2) 紙が一杯になるくらい情報が出てきたところで、何となく同じグループになりそうなものに、色をつけていく(ピンク=社内、緑=勉強、黄色=家族、等々)。

 


3) 新しいA3 or A4白紙を用意、今度は1枚目のマップで色分けした「グループ」ごとに枝を伸ばし、該当する出来事や思い出を分類しながら枝を肉付けしていく。

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4)この段階で改めて全体を眺めていると、より適切な分類の軸が浮かび上がる。

自身の勤務先の理念を表すキーワード「W & 3Cs:Wellbeing, Challenge, Change, and Communication」を基にグループ化してみようと思いついた。

・全員参加できる「空気づくり」=Communication

・「共通言語づくり」で変容する人が現れた=Change

・社内外異業種共創がOf/On双方で開始=Challenge

・Wellbeing=私生活でのプチ断捨離&新規一転


これで4つの枝は決定です。

 


5) セントラルイメージは、Google検索などをして決めて描くか、印刷して貼り付ける

昨年(2018)から”We”nnovaitonがキーワードでしたが、2019年は時間外扱残業代無自腹持参でも集まりたい学びたい人が集うインフォーマル・ネットワークShirohige440に陽の目が当たり、創業していないのに創業”奨励“賞を獲得。この喜びを表現するのにピッタリのイメージが、師匠であるGijs Van Wulfen氏のQuoteのこの1枚。

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Shirohige440は2019年末の時点で105回、100社・団体から延べ1,500名参加の実績を積み上げています。公認され、かつグループ内部門横断バーチャル組織Team Sprintも設立され、上司の承認というハードルを超えた40名が名乗りを挙げてくれました。インターンシップ秋の陣にて「業界初」で、ビジネスモデルキャンバスを投入した際も、当方とのCoファシリテーターとして4名が登壇、かつ参加した学生さん達にも、SprintやShirohige440といった自律的自発的組織をPRしちゃいましたとよ。

 

 

というわけで・・・

 


5) 集約したグループ名をメインの枝にして、新たにA4サイズのマインドマップを描く

→ 今年も昨年に引き続き、New iPad Proを使って描いてみました。

 

4つの枝を描きながら、それぞれを英単語で言い換えてみると、イイのが思いついてしまったので・・・

・Cultivation...組織内外を繋ぎコミュニケーションの土壌を耕す

・Globalization...グローバル化を恐れず受け入れ変化しようとする熱き鷹と集う

・Collaboration...異業種・社内外共創が本格化する実績が出始める

・Evolution...次なる進化に向けての断捨離と準備

 

これを用いることに。

 

セントラルイメージに描きたい元ネタ写真をレイヤーで重ねて、塗り重ねたところをくりぬいて黒く塗り込みました。

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6)全体をじっくり眺めて、漢字一文字を決定!

2017年に現在の勤務先にJoin、金も身分も仲間も何もないところから立ち上げ、3ステップ=3ヶ年計画の下地がそろそろ固まりつつある、タイミングも熟して来た・・・ということで2020年最終段階の前に、舞台が「整」ったと解釈しました。

 

また、ずーっとモヤモヤしながらも小五息子がいよいよ来春には受験。学ぶ姿勢や好奇心、やり抜く力、自己肯定感などお勉強だけではない一生ものの非認知スキルを身につけていく、整えていくことがまだまだ足らないという実感も込めて・・・2019年は「整」に決定。

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7)フル・マインドマップを完成させる

印象的だったことを写真で振り返りできるよう、コラージュ風に仕上げです。

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2018年は、全員発言・全員参加の「型」を出来るだけ多くの人と共有。


2019年は、変化を望む志高き(butサイロに隠れる)能ある鷹との集いが公認化し、海外拠点にまで影響力を与えられるほどの社内外ネットワークをHack。


全員参加でオープンな熱い「時間外扱部門間連携相互組織学習コミュニティ」づくりを、ゼロからたった2年で100回以上300名そして、業務“内”へ口コミで伝播(Spin-“In”)。


リーダー・役員層350名参加全14回ワークショップ、世界初!200名参加の内定式でBMC、グローバル化戦略構想BMC&経営デザインシート描画byシニアMgrs、業界初インターンシップでBMC(満足度94%)等々、次々と組織間を越境してきました。


その全貌を7ステップにまとめ再現性かつエビデンスBaseでメソッドにした『“We”nnovation together』を、ビジネスモデルオリンピア2019で初披露。


2020年は書籍化し世に問い、組織開発やオープンイノベーション系Awardを総ナメにしてやろうと目論みます。

 

 

2020年2月9日のビジネスモデルオリンピア2020にて、7 step "We"nnovationの進捗を発表する予定です。

 

我々の進化も楽しみにして頂きたいのですが、実は登壇者が豪華過ぎて・・・デザイン思考もアート思考も、別々にお勉強する必要はありません。

 

とにかくおススメです↓

olympia006.peatix.com