20週間でイノベーションが起こせる組織開発メソッド

たった20週間で、バラバラだった個人を一つに束ねビジョンを打ち出す「組織開発」プログラムの赤裸々なノンフィクションあれこれ

コミュニケーションの土壌に欠かせない共感の創り方

使命を共有しコアバリューを皆で創出する〜イノベーション・プロジェクトKick-off

医療法人の組織活性化に効く!
イノベーション経営メソッド
 
[Fri, 27 Apr, 2016] 熊本、大分のために何かしたいと思う人は多いでしょう。自身も何かできないか(といっても、おそらくチャリティーや献金を呼びかけるくらいですが・・・)と思案しています。GW中に、思案をまとめて夏休みころに何かできないかとまとめたいと考えています。
 
 
遂にスタートしました。
 
今回は「Kick-offワークショップ」を振り返ります。
 
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オーナー(本部長)から、本プロジェクトの必要性と緊急性の宣言
 
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経理部長から、現状と中長期計画と本プロジェクトの関係性を説明
 
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プロジェクトリーダーから、イノベーションの使命を発表
 
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使命に合意したメンバーから、コミットメントを署名で表明
 
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チームビルディングのためのレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドで、お互いの性格や内面を知り合い、最高のチームとは、を対話
 
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各個人の作品から、最高のチームに必要な要素(キーワード)を抽出
 
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キーワードが書かれた付箋紙を全て貼付し、黙って各々が回覧しながら、イノベーションの使命に基づくキーワードに相応しいものを、一人5個選択。
 
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全ての中から、一人5個を選択。
 
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最終的に、得票の多かった上位5つに、プロジェクトリーダー&オーナーの意見で2つを加えて、本プロジェクトのコアバリューを表す7つの言葉、で合意しました。
 
 
そして、最後に記念撮影
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さて、・・・
 
組織内での意思決定を「多数決」で行うことが多いですよね。

その時に、何が起こっているか・・・?

スタッフは必ず、上位者・役職者・年長者の動向を見ています。

あの人が「1」に入れた。。。
あいつは「3」に入れたか。。。
先輩は「5」に入れてるなぁ。。。

このようにして、組織内のパワーバランスにより、投票にバイアスがかかっていくのです。

これでは、公平性なんてあったものではありません。

そこで、どうするか?

「自分の意思」と「行動」を分離します。

投票は、2段階で実施。

まずは自分自身による意思決定。

これを手元の紙にメモします。

全員が選択し終えたら、お隣の方と「紙」を交換してしまいます。

あなたの手元には、他人の意見があります。

それを、実際に投票していきます。

ファシリテーターの注意点として、ココで不正・間違いが起こらないように入念にお声がけしていきます。

自分の意思ではなく、必ず手元の意見について「投票」してもらいましょう。

こうすることで、自分の意思は誰かがしっかり「表明」してくれます。
 
まさに【公平性を担保した多数決】です。

上位者、役職者の目を気にする必要はありません。

ほぼ100%客観的に、全員の意思表明が可能になるのです。
 

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さて、【公平性を担保した多数決】と言っておきながら、なぜ、多数決で得票数が多い5つのコアバリューを、わざわざ7つにしたのでしょう。

そのココロは・・・

実は、コア・バリューの時、追加した2つ「融合」「見つける」はそれぞれ、オーナーのお一人、そしてプロジェクトリーダーがそれぞれ選んだ個人的なアイディアだったのです。

では、なぜ彼ら(上位者)によって、追加されることが良いのでしょうか。
 
その理由とは・・・

上位者自身のアイディアが、多数決によって合意された「皆のアイデア」に直接加わることで、このチーム(=価値観)が「自分事」になるのです。

キーパーソンの思いが入ることで、この人達の中で、本プロジェクトの重要度が高くなります。

結論として、今後、プロジェクトから脱落者が出そうになったり、途中で困難な状況が発生した時に、オーナーやリーダーが、しっかりサポートしてくれることになるのです。
 
さぁ、イノベーションの探検に出かけるチームを今後もどうぞ、温かく見守ってくださいね。
 
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プロジェクトを進行するのにとっておきの練習方法があります。
 
 
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しかも、事前準備や調査は不要。
 
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2016年は、この回の後、夏頃に実施するかもしれません。
 
東京4/29(祝) 10:00-19:30(受付終了)
 
 
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アンケート「イノベーションに関する現況」について
もし未回答でしたら、一言お聞かせください

  

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