【08Jun2019 Our Portfolio】久しぶりに120%真剣にRead For Action、そこにLSPも投入
学習・成長意欲が高いレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッド(LSP®︎)のファシリテーターが集い、自己マスタリーについて学び合う場をデザインしファシリテーターとして参加しました
LSPでは目的や個人の使命(EQ方面では“ノーブルゴールと呼ばれてますね)を追求することが、主要なアプリケーションの一つです
この根拠は、組織開発・人材育成界隈では定番(だが分厚くて積読になりがちな...苦笑)の名著「学習する組織」に解説されている「自己マスタリー」にあります
LSPファシリテーターが不定期で集まり学び実践をする「錬成会」なる場が、全国各地で行われています
自身、静岡出身者として「静岡錬成会」に参画し4月に深い学び合うことができました
その会の中で、我々ファシリテーター達の師匠から「自己マスタリー」「学習する組織」の話を聞き、書籍といえば”Read For Action」だと軽く紹介したところ、是非とも体験したい!と盛り上がりました
ということで早速の第2回静岡錬成会を企画していただきました
書籍とレゴ®︎ブロックと付箋紙のみ準備していただき、参加者を募ったら...即9名が手を挙げあっと言う間に開催決定!
梅雨入りしたばかりだが晴れ渡った土曜日の午後、静岡駅前の貸会議室に、千葉や板橋、小田原や熱海などからもわざわざ熱いファシリテーターが集いました(差し入れも多様で美味しくいただきました(笑)
Read For Actionは5つのステップで個々人の知識と経験を重層化する、効率的な組織学習メソッド
今回は冒頭の「目的を明確化」するステップを、LSPで手を動かしカタチにし共有
そして、全員の方向性を一致すべく、モデルの配置を考えつつ「我々の目的」を共有できるストーリーを語りました
ステップ2は、まずお決まりの「本の準備運動」から1分間リーディング、質問づくりまで個人作業
ここから”Question Burst“で問いの探求を開始
LSPファシリテーターは「問いを立てる」重要性を深く理解しているのと、”自己マスタリー“という言葉自体の理解度が各自バラバラであり、一方で我々の目的を達成するために「どんな質問を投げかければ最短で効率よく答え、ヒントが得られるか?」を丁寧に追求
案の定(笑)、普段から学びに貪欲で”耳学問“により抽象度が高い言葉をある程度使いこなしていらっしゃるファシリテーターの皆さん
質問が「難し過ぎて、意味がわからない」わけですよ(爆)
そこで介入を進め「それはどういう意味?」「なぜこの質問が出てきたのですか?」「この質問を分かりやすくするために、どんな言い換えができそう?」と全員に問いかけていきます
時には抽象度を上げ、時には抽象度を下げ、質問ごとの解像度を調整して、参加者の納得感やA!ha風な顔色をみながら、付箋の色を変え、オリジナルの問いを書き換えていきます
(このプロセスにおいて、個人が立てた問いが全員によって洗練され“我々の問い”に生まれ変わっていきます=最も創造的な過程であり全体のフロー感の高まりを感じられる、ファシリテーターとしても幸福度が高まる時間を過ごせます)
結局、1時間かけて11の「核心的な問い」を構築、オリジナルで立てた自身の問いから“進化”した問いなので、誰がどれを担当しても、探索する意義を持ちます
というわけで、質の高い問いは、答え探しも難しくないのです
たった7分間(と言いながら皆さんフロー状態Maxなので10分間)で、各自が書籍を探索
成果物は、冒頭でつくった「我々の目的」に沿う順番に質問を並べて、その順番通りに2分間プレゼンテーションを重ねていきます
モヤモヤしていた抽象度高い言葉の定義や意味、関係性などが各自によって明確化され、学び気づきのレベルが深まりました
自身も、響くキーワードをたくさんいただきました(ので、お話を伺いながらメモメモ...)
最後の振り返りもLSP!
「最も印象的だったこと」モデルを各自が発表し共有、そして文章に残し、今回の学びを即現場で活かすためのBaby Stepを宣言!
5時間があっと言う間に過ぎ去った濃密な学び合いでした
[”We”nnovation together]Perfect learners generates the best outcomes. That is why we need to select the highly motivated individuals in the organization.
学習意欲Maxの参加者だけが集うので、最高のプロセスが進行でき最高のOutcomeが生み出されるのです
自己マスタリー=熟達した大人、を目指して日々の錬成は続いていきます
静岡は富士山のように高い目標を掲げるファシリテーターが集い、駿河湾の日本海溝にも達するくらい深い学び合いを行う場所になっていくことでしょう
前日まで静岡事業所@島田で、ラッキーでした(笑)